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死んだらええねん!って死んだ人に叫んでも 2

錠前は自分の心の鍵だった☆のはなし

※アメブロで2014年に書いた「自分史」を加筆・再考し掲載しています。


主人の部屋は8畳の個室。

日頃は錠前をつけられて
暗証番号ロックの鍵がかけられてありました。

主人が寝ているうちに
お金を盗んでいく長男への対応なんですけどね。(溜息)

番号を知るわけもなく、
そのままで開けるることができないので

開き戸にねじ止めしてあった部分をはがして
(つまり開き戸の一部を損傷して)

無理やり開けました。

数か月ぶりに開けられた部屋。

パソコンや、机やら
ベッドが所せましとあるんですが
大人の部屋とは思えないくらい汚い

びっくりしました。

私自身が
その部屋に入ったことも覗くこともなかったということなんですが

なにせ「捨てないでためたゴミ」が

なぜかよくわからないけど
「尼崎市指定ゴミ袋」に入ってかためてありました。
(謎すぎるでしょ、うち大阪の池田市なのによ)

亡くなった人の持ち物を
大切に、部屋をそのままに・・・なんてことは

これっぽっちも思いませんでした

ここにあるものを一掃してしまおう。
部屋がきれいにさっぱりしたら
私の心も少しはすっきりするかもしれない!

やっつけ仕事気分満載ではじめましたが

結果的には
一ヶ月弱かかりました。

ほったらかしのゴミから片付けていって

布団やら、服やら、持ち物やら
(全く未練がないし、懐かしいとも思わない私なまはげ)

なにせ、日中息子たちのいない間にしようと思っていたので
とにかく、片っ端から捨てました。

そして、
捨てながらさらに怒りがこみ上げてきました。

なんなんだコイツ・・・・

私がユニクロのXLをたまに買うのにも
悩んでいたのに

なんでこんなにあんまり着もしなかった服放置してるんだ?とか

なんでこんなに家電の宝庫なの?とか

パソコンはなぜか二台(なんで必要なのかな・・・)
スイッチいれてもパスワードかかってて使えませんでした(ほんとめんどくさい)

怒り心頭で、捨て続ける日々…。

そしてそんなある日。

クローゼットの中を片付けようとして
プリンターがはいってた外箱を持ち上げたら

なぜか重かった。

中からでてきたのは
さらに箱にはいって
またさらにコルクの箱の中にはいって
(何重だよ)

中から
昔撮ったビデオテープが何巻も大切に保存してありました。

しかも
インデックスつきでね。

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ちなみに主人は
こどものビデオも撮りっぱなしで
編集どころか見直すこともしない人です。

そして
そのビデオには一巻一巻すべてに親切ご丁寧に
インデックスがわりの写真シールが貼られてありました。

主人と彼女の「行為中」の写真がね。

なんで?って思わず
他のものみたいに捨てたらよかったのかなあ?(笑)

って今だから思いましたよ~

けど

まあ・・・今思い出しても
結構恐ろしい「現実」です。
ちょっとトラウマなるわ。(笑)

随分あとにこれを私がみつけた「意味」も理解したんですよ。

したけどさ。

当時はそんなことできるわけないです!

なんでこゆことできちゃうんだろう?
あたしの旦那だった人は

アホ?
ヘンタイ?

と思いました。

なので

私はもちろんこうなりました。

「地雷踏んで大爆発」

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コミカルに
描いてるけど
結構当時はこれヘビーだよ?

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