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30キロダイエットで見返してやる。 5

決意のきっかけはきっとなんでもいい、たぶんだけど。

※アメブロで2014年に書いた「自分史」を加筆・再考し掲載しています。


一番最初にね。
この記事を書いたころ

検索ワードに「ゆうあ 借金」が乗ったころでした。

笑える懐かしさ。
検索トップが

・「ゆうあ3500」
(借金の額ですよね、ゼロが少なすぎませんか?w)

・「ゆうあ50」
(50円玉二枚になったから)

きっとこのころから
読んでくださる方が増えたんだろうなあ。

書き続けることに
いろんな思いが出てくることもあるけれど
書き続けたことで得ることのほうが
多かったなあって

今、つくづく思う私です。

△▼△▼△▼△▼

はじめて「自分から動き出す」ことにしたジム入会。

しかしいきなりスタッフさんの言葉に心折れてるっていうね…。

「(ジムの中だけの)階段生活」

いやだいやだ~~~しんどい~~~
エレベーターあるやんかーーー><

人生すべて終わりかくらいの不満感半端ないんだから。

で、

当たり前だけどもうずっと身体もほぼ動かしてない。
なにをしても身体が思うように動かない。

ようやく思い切って出たエアロビクスのスタジオで

後ろからおばちゃんに肩を叩かれ

「なあなあ、妊婦はここ来たらあかんねんで」
・・・・とマジで迷惑そうに言われる

今なら笑える実話。

悲しいし、悔しいけど
こわ~い顔で睨み返して(ほんまこわいわ)

後ろのほうでバタバタ踊って
ハアハアしてました・・・・

実は初入会者なんだから
ちゃんと予約すれば

身体の状態を見ながら
メニューや生活改善法を指導してもらえたんです。

でも
ここまできてなんなんだけど

自分と向き合わないといけないのいやなので
(いや、階段以上に約束事増えるのいやだった)

とにかく
ウジウジウジウジして
ドタドタして
コッソリ(大きくて隠れてないけど)帰ってました。

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そんなある日。

声をかけてくれた人がいました。
入会のときに案内してくれたスタッフの女性です。

背がスラっと高くて容姿もキレイで
お人形みたい。
顔がちっちゃくてずうっと遠くにいるみたい。

お仕事とはいえ、
対応が大人で

私よりもずうっと若い方なのですが
素敵やなあって思いました。

でね
その人が

時間を約束して(予約制だった)
いろんな身体の動きを
チェックしてくれたんです。

あれがなかったら
あのままボヨーンとフエィドアウトしてたっぽかったなあ・・・・。

そのときにね、その彼女が
言ってくれたんです。

「ゆうあさんってね。
身体のここを動かそう!って意識できるところが
すばらしいんですよ

だからね、他の人よりもぜったい早くに効果がでます。
がんばりましょ~!!」

ヘー

90キロになった身体で動くとですね
ちょっとしたことが結構大変になるんです。

たとえば

普通の人がすれ違えるくらいの通路が通れないとかね。

そっと座ったと思ったら椅子壊れるとかね。

わたしが動くところだけ床が「ミシゥ」って鳴るとかね。

だから

だから
思い切って動くの怖かったの。
(自分でそうなったんだけどな)


なのでまさか
「運動すること」で褒められるようなことがあることに
驚いて。

そして
この「キレイなお姉さん」に
褒められたことが「うれしすぎた」です。

あたしー
褒められる部分があるんだー

まさかの「心の晴れ間」がここにありました。
まるまるっとの褒め言葉には疑いすぎて
拒絶反応を起こす私なのですが

「その部分」を見てもらってるんだっていうことが

本当にうれしかった。

なんの根拠もないけど
あたしもしかして、できるんじゃないの・・・・?
って思えてきたんです

単純。

なにがって
なぜだか

「こんなあたしでも、褒められることあるんだー」

と。

今まで、褒められたとしても、受け取ってなかっただけなんだろうけど

そう思いました。

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この頃は
この2011年の出来事が

今ブログで書いているように
順序だててでは決してなく

次々次々重なって起こってきていましたー。


毎日が、
借金について動かないといけないことや
諸々の手続きをしながら

毎日のお金の使い方を考えながら

子どもたちとの日常をすごしながら

主人への怒りに震えながら
それをやりすごしながら
たまにパニくりながら…(笑)


そして
夜は眠れないのでこの頃は薬もお酒も飲んでいました。

そんな中で
「自分が痩せてキレイになること」って

自分の中では本当はもっと順序あとだったつもりだったんです。
なので、「妊婦さん」に間違えられても

「ま、しゃあないわ、こんなんやし」って
ふて腐れてたわけなんです

が、

このスタッフさんが

「ゆうあさん、どーんどんキレイになりましょ」

って言ってくれたんですよ。。。


わたしがー?
キレイになる????

思いもしませんでした。

どうやってキレイになるのかも
わかりませんでした。

でも…

わたしがもし痩せてきれいになったら
ダンナノオンナヘノハイボクカンカラスクワレルカモシレナイ。
(謎のカタカナ書き)

「敗北感」からくる怒りがすこしはましになる?

悔しかったです。
本当に悔しかったです。
みじめだったです、情けなかったです。
怒りでいっぱいです。

毎夜襲ってくる
そんな今の苦しさから逃れられるかもしれない。


どーしようもない敗北感みたいな気持ちから逃れたい私の当時の思考が
そのときは「必要な気持ち」だったのでしょうか。


とにかく
「怒りのダイエット」がいいのか悪いのかは
横に置いて

スイッチは、はいりました。

△▼△▼△▼△▼

帰ってから
髪の毛をジョキンと切りました。
もう何ヶ月もボッサボサだったのです

まさかのスットントンショートでしたけど
決意がありました。

理由がどうであれ
ホンキでキレイになることにようやく許可をだす。


ホンキダイエッターがやっとこさ
重い重い90キロの腰をあげました。

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