見出し画像

30キロダイエットで見返してやる。 6

ダイエットに成功しても変われなかった私の残念なはなし

※アメブロで2014年に書いた「自分史」を加筆・再考し掲載しています。


ついに
ついにです。

理由はどうであれ

やっとダイエット魂に火がつきました燃える


ジムに行くことが習慣になると
食べてる時間が減りました(そりゃそうだな・・・・)


■夜はごはんのあとウォーキング
■ジムに行かない日は一日1万歩あるく
■最初の一口を30回以上噛んで食べる
ひたむきにひたむきにやりました。
そのうちトレーニングしてもハアハアしなくなったことに気づきました。

6月に入会したころの体重などは

画像1

11月にはここまで落ちていました。

画像2


筋肉の意識の仕方を褒められたとはいえ、
これはかなりのハイペース。


怒りの力のダイエットおそるべし。

とにもかくにも
これでわたしも標準体重の仲間入りです

画像3

ジムのスタジオで顔を合わせるおばちゃんに
「ねえねえ、もしかしてすごーくがんばってるよね?」
と言われるようになりました。

「前に妊婦さんって言ってごめんな」
・・・・って言われました。(笑)
なんだか以前とは違って知らない人にまで、よく声をかけられるようになりました。
すごいじゃない

私が痩せただけで
こんなに周りの人が変わって声かけてくれるんじゃん!!

…って思うわたしではないんです。

そうなんですよ。


ところがスットコドッコイ
全くもってすっきりしませんでした。


見かけが変わっただけなのに
周りが変わるのなんておかしいよ

って思ってたんです。

褒められるのが苦痛でした。

どうやって反応したらいいのかわからない。

「ありがとう」っていうと
(相手は自分のことを)偉そうに感じない?

「そんなことないですよ」っていうと
いやらしい?

返す言葉で
人からどう思われるかといつも考えていました。

以前のように小さくなって(大きいけど)
誰にもみられていなくっていいのに
どうやって返せばいいんだろう?

このときのわたしは「自分に自信を持てることの感覚」を
まだまだ受け取っていなかったのです。

なのでやはり猫背でしょぼくれておりました

さらに
ここでやっと出てくる
キーポイントな存在。

母です。実母ね。

ちょっと気持ち弾んで(いるように見えたらしい)外を歩いているときに
近所に住んでいる母に言われること。

なんでそんなに楽しそうにしてるん?
未亡人らしくしてないと近所の人になんていわれると思う?
ちょっとは気にしなさい。

↑えっと・・・・要約しますね。

母曰く、

未亡人の分際でジムにいくのなんてどうかと。
どうしても行くならもっとコソコソ行きなさい。
(別に派手に出て行ってないから。方法教えて)

とにかく地味にしときなさい。

母の言うことは
いつも反発するのに
その言葉に翻弄される私だったので

お先真っ暗未亡人モードに
一瞬でUターンしました。

いとも簡単やわ。(笑)

なので


そりゃそうだ
痩せたって借金もあるし、旦那は死んだし、浮気されたし、お先まっくらやし


こーんなにかわいそうなわたしが

ちょっとくらい痩せたくらいで
キレイになってるわけじゃないし

どんな思いであったにせよ努力をして痩せたんだから
笑顔になって褒められることを感謝で受け取って

ユニクロ以外のお洋服も着れるし
お化粧しても以前よりかわいらしく(当社比)なるはずなのにねー


・・・・と今ならそのときのあたしに言ってあげられるんですけど


当時母はわたしを心配していろいろ用事をつくっては会いにきてくれていました。

それが母の愛だとわかったのは
もうずっとずっとあとで

「せっかくがんばったのに
一番褒めてほしい母には認めてもらえない」

ってなりました。

でたわ「かわいそう劇場」主役。


なのでせっかく痩せたことで
いろんなよいことを受け取っていいはずなのに
残念ながらこの自分で決めた「かわいそうなゆうあ」さんは
またもやかわいそうな現実を自分で引き寄せてしまうのでした。


どこまでも続くネガティブループ。
自分でさえ
まだあるのかよーーーって感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?