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娘の疑問から考えた、片付けも思いやりなんだと感じた話

こんにちは。
ライフオーガナイザーのフカダユミです。
@__yuark__

つい先日、
小3の娘とちょっとした口論に。

理由は、
「なんで最後に使った人が片付けないといけないのか?」
ということでした。

私は娘がこう思っていることに少しびっくり。

だって、私の中では当たり前の価値観だった事が
娘にとってはなんで?と疑問に思う事だったから。

娘の言い分は
弟も父ちゃんも一緒にアルバムを見ていたのに、
最後に手に取った自分だけが片付けるのが
納得いかない。
だから、そのままにしておいた。

みんなで使っていたのに、
たまたま最後に使った自分だけが片付けるのは
自分だけが損した気分になる、みんなずるい!

と主張している娘の言い分も
なるほどな〜と思いながら

私は、どう説明していいのか少し迷いつつも、
これって思いやりにつながるんじゃない?
と話してみました。

確かに、
みんなで使っていたものを
自分だけが片付けることになるのは
納得がいかないかもしれない。

かといって、
使っていた人全員を集めて
一緒に片付けようというのは
これまた、違うような気もする。

これは、
家であっても、学校であっても、
同じような場面はたくさんあって、
みんな当たり前のように、
最後に使った人が元の場所に片付ける
という行動をしている。

その時に感じてほしいのは、
自分だけがその空間を使っているわけではないということと
他者との関わりで生活が成り立っていること。
他者との生活を円滑にするためには、
思いやりや優しさが大切になってくる場面が
あるんじゃないか。

自分だけが損をしたくない、
あの人もこれを使っていたから
あの人が片付けるべきだ!

という主張は、
結果、自分のことしか考えていないことになるよ。

と、小3でもわかるように
頭をひねりながら話してみました。

これは、
夫婦関係でも、職場でも、
大人の世界にも
当てはめられる事例なのかなと感じました。

私だけが損をしている、
あのひとはずるい!
と考えてばかりいると

思いやりや優しさは必要なくなり
自分の損得だけで行動することになってしまいます。

最後に使った人が元に戻す
という行為も、
その後に使う人が困らないように、
共有している場所をみんなが気持ちよく使えるように
思いやりと優しさを持ってする行動なんだと、
再認識できました。

娘は私の話を聞いて、
ねこちゃんクッションで顔を隠していたものの、
頷きながら理解してくれていたようでした。

は〜
親って大変だ。。と思いつつも
子供の素朴な疑問から、
こうして深く考えるきっかけをもらえるのは
とてもありがたいことだな
と感じた7月の始まりでした。


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