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ライターに向いてる人って、どんな人だろう。

ここ最近、佐藤友美(さとゆみ)さんの著書『書く仕事がしたい』を読んで感じたことをまとめている。

書く人になる宣言や心構えをこれまで書いてきた。

なんで書いてるのかというと、きっと書いてる方や書く人を目指してる方ともっとつながりたいからだと思う。


今回は、ライターに向いてる人がどんな人なのかに触れてみたい。さとゆみさんはこんなことを言っていた。

自分には「これがやりたい!」といった、強いテーマがない。だから、テーマを強く持って生きている人に取材するのが楽しい。ライターになる人からは、そういう声をよく聞きます。
書く仕事がしたい

他のライターや編集者さんも同じようなことをおっしゃっていた気がする。

例えば、バターのように主役にはなれなくて、自分がない。でも料理を美味しくするためには必要ものだと。

やりたいことがないとか伝えたいことがないと思ってる人は、もしかすると向いてる人なのではないかと思ったり。

自分らしさが求められる時代だからなのか、やりたいことが見つからず苦しんでいる人がたくさんいると聞いたこともあって。


さとゆみさんの言葉で、次に気になった箇所はこちら。

私がライターにとって一番大事な素質だと感じるのは、「対象に興味を持ち、面白がれる能力」だと思ってます。もっとわかりやすくいうなら、「?」と「!」を、飽きもせずに行き来できる能力でしょうか。
書く仕事がしたい

面白がれる人と聞いて、対象に興味を持つというか真に受けることを大切にされてる編集,ライターさんがいたことを思い出した。

ライターのいしかわゆき(ゆぴ)さんも言っていたように、本当のインプットって心が動くものなのかもしれない。

一方で、興味がなくて自分からは遠い分野や、苦手で嫌いなタイプの人に出会うこともある。そんなときも自分から歩み寄れるのではないかと思うようになった。

好きになれなくても、愛することはできるはず。興味がなかったり嫌いだったりするけど、いいと思う箇所や尊敬できる部分がきっとある。


最後に。話が変わってしまいますが、実はこれまでアートや詩に触れるのが苦手だったことを思い出した。
当時は、何が面白いのか全然わからなくて。

けれど、少しずつ歩み寄ろうとしたら気づいた。何も感じない自分が面白くないのだと。

次回は、ライターデビューの仕方が書かれている箇所に触れたいと思います。

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