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その瞬間が大切だけどもう過ぎている

みなさん、こんばんは。
フォトグラファーのYuma Takatsuki ( @yu_umaa06 )です。

この度、STILLUMIXのPhoto Creation by STILLUMIXという企画に参加させていただくことになりました。今回の写真はこの企画のために撮り下ろしたものなので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。


このnoteのタイトルを見て、何のこと?と思った方もいるかと思いますが、今回のテーマは「刹那」です。
大切な瞬間を切り取りたいとは、みんなが思ってることの一つかと思います。




ただ、いいなと思った瞬間にシャッターを押しても、その思った瞬間ってもう過ぎてるんですよね。



その言葉を何かで見た時に、ああ写真って面白いなと思ったのを覚えています。
当たり前のことかもしれないですが。

自己紹介


改めて自己紹介をさせてください。
フォトグラファーの Yuma Takatsuki と申します。
普段は関西を中心にフリーランスとして活動しています。

1992年生まれ。大阪府出身、大阪在住。
学生時代にバックパッカー旅をきっかけに写真を始める。デジタルやフィルム問わず、「その場の空気感や雰囲気が伝わるように」をテーマに、ポートレート、家族写真、日常写真や風景写真を撮影をしている。「フォトサークルITTOKO」主宰。

以上簡単な自己紹介となりましたが、よろしくお願いします。


それでは本題の作品をご覧ください。


作品

「刹那」


作品について

今回はとある冬の街で夕方から夜にかけて撮影しました。
モデルさんは、きさぴよ( @kisapiyo_214 )さんです。


冬に近づいている時期だったので日が暮れてくると肌寒く、夕日の傾きを感じながら撮影していました。

二人で夕日の見えるところを探しながら歩いていました。


普段から撮影をしていて、いいなと思った瞬間に出会うことはあるのですが、そのときってほんとに一瞬で逃してて、もう気づいた時には過ぎてるんですよね。

(逃してたらダメなんですけどね…)


その瞬間を逃さないために、何も考えずとりあえずシャッターを押すことも一つの方法だと思います。


でも多分大半の人が逃したことがあるかと思います。瞳がシャッターだったらなとか、自分が思ったときにシャッターが押せてたらいいなと思ったことがある人は少なくないと思います。


でもたとえそう思ったとしても、それに近い写真は撮れてると思うのです。
その自分が描いたあるいは思ったそのシーンを再現するイメージです


今回はそのイメージを撮影しました。


そして、タイトルの「刹那」です。


マイナスなイメージが浮かびがちですが、「刹那」という言葉の意味は「ほんの僅かな極めて短い時間」です。

諸説ありますが、刹那が表す時間は「1/75秒」ほどであったと言われているそうです。


ちなみに「刹那的」や「刹那主義」という言葉は「後先を考えずに」などマイナスなイメージが付与されてしまいます。


ただ僕はあまりマイナスな意味では捉えていません。刹那的に生きて今を楽しむのもいいなと思うからです。


写真に関して言えば、その刹那を逃さないように(または再現できるように)することで、楽しい雰囲気だったり、寂しい雰囲気だったりという、その場の雰囲気や空気感を残すことができるのではないかと思うのです。


そう思うと刹那的に写真を撮るって今を楽しみながら撮影するとも言えるのかなと思うので、素敵な言葉だなと思うんですよね。


今回はそんな何気ない刹那(=瞬間)を切り取ってみました。
いいなと思ったときや大切な瞬間は過ぎてるかもしれないですが、少しでも足掻いてみたわけです。




いかがだったでしょうか?


LUMIXのカメラを使ってみて

LUMIXのカメラを使い始めてから、一年以上が経ちました。最初の半年はLUMIX G100、残りの半年はLUMIX S5、現在はLUMIX S1Rを使わせていただいております。

最初のLUMIX G100はとてもコンパクトなカメラでありながら、その描写はシャープで高コントラストな写りで、マイクロフォーサーズのカメラとは思えないクオリティでした。


何せ軽くて小さいのでポケットに入ってしまう感覚です。いつでも持っていたくなります。


本来はVlog撮影向けに作られたカメラですが、スチールでも十分に使えるので、”Vlogを撮りたい”、”でも写真も撮りたい”という方にはもってこいのカメラではないかと思います。


一方、LUMIX S5やS1Rはフルサイズのカメラであり、とても発色がよくクリアな写りをしてくれるカメラだなと思います。さすがにLUMIX G100と比べると大きく重いですが、フルサイズ機ということを考慮すると、S5は比較的コンパクトで持ち運びやすいカメラという印象です。S1Rはかなり大きくて本格派な印象です。



まだ使い始めて日が浅いですが、いろんなロケーションに持っていってどんどん使っていきたいと思います。



3つのカメラやさまざまなレンズを使わせていただいていますが、LUMIXのカメラはとても画質が良く写したいものをしっかり写してくれるので、ポートレート、風景やスナップなどあらゆるシーンで使えるカメラだなと思います。


Photo Creation by STILLUMIXとは

この度、STILLUMIXが写真展を開催します。
STILLUMIXは「LUMIXの写真機としての魅力を多くの方に知っていただきたい」という思いから発足したプロジェクトです。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

▼展覧会名
Photo Creation by STILLUMIX

▼会期
2022/7/16〜2022/8/14 11:00〜19:00
イベント・・・2022/7/16(土)・17(日)

▼休館日
月曜日

▼会場
LUMIX BASE TOKYO
東京都港区南青山2丁目11-17第一法規ビル1F

▼詳細URL
https://drop-in.jp/lumix/stillumix/photo-creations


このnoteはPhoto Creation by STILLUMIXのアドベントカレンダー企画となっております。

このnoteに7枚の作品を掲載しましたが、残り1枚は現地のLUMIX BASE TOKYOに展示されているので、お時間のある方は是非お越しください!




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


InstagramTwitterもあるのでよければ見てもらえると嬉しいです。
以上、Yuma Takatsukiでした。

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