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【読書記録】人望が集まる人の考え方/レス・ギブリン 著 弓馬 隆 訳

ゆうとろのnoteにようこそ😊
今日は「人望が集まる人の考え方」という本を読んでみたので紹介します✨
こちらの本は、今月からお世話になっている
『オンラインアシスタント養成講座』で
ちなさんがご紹介くださった本です。



「人望が集まる人の考え方」から、オンラインアシスタントとしてのコミュニケーション力を学ぶ

この本は、人々から好かれ、尊敬される「人望」を集める秘訣について解説したものです。
著者は、人望の基本が「他者への思いやり」にあると説いています。
自分本位の考え方ではなく、相手の立場に立って物事を捉えることが重要だと強調しています。

本の中で書かれている「人間関係へのアドバイス」は、
オンラインアシスタントとしてのクライアントワークに
つながるところがたくさんあります。
・『クライアントファースト思考』がなぜ必要なのか
・『クライアントファースト』は相手にだけではなく、自分にとっても有益である
・相手から「信頼」「安心感」「評価」を得るには、どう振る舞うべきか
これらを学ぶことができました。

人間の習性をうまく活用する

最善のコミュニケーションは『相手の話を丁寧に聞く』こと!

良い人間関係とは、自分が求めているものを手に入れるのと引き換えに、相手が求めているものを与えること。
人間が求めているものとは「自尊心」であり、互いに尊重し合える関係を作れることがベストなのである。
相手の話を丁寧に聞くことは「あなたの話は聞く価値がある」という意思表示になり、相手の自尊心を満たすことにつながる。
よって、コミュニケーションの基本は、丁寧に相手の話を聞く。これが一番!

相手の話をしっかりと聞くことが、自分に対しての「安心感」「信頼感」「高評価」を得ることにもつながっていくのである。

人と会話をする時には、相手に自分のことを話させるように質問をすることを心がける。
自分のことを話すように求められた時だけ自分の話をする。
自分の話ばかりにならないように注意!

相手の気持ちを“上げる”も“下げる”も自分の態度次第!

人間は相手の行動と態度に対して同じように反応する、という心理学の法則がある。
自分がどのように接するかで、相手の行動や反応が変わってくるということ。
例えば、相手が興奮しそうな場面でも、こちらが声の調子を下げ続けている限り相手は感情的になれない。相手の声の調子の影響からは逃れることができない。

相手の気持ちを動かしたい場合、人々はたいてい自分の自尊心を満たすために行動するから、正論を解くよりも相手の自尊心を満たす方が人を動かす上で効果的なのである。

相手にどういう頼み方をするかが、相手の答え方を設定する。だから「イエス」という答えを求めているときに「ノー」という答えが返ってくるような質問をしてはいけない。また、トラブルを想定しているような質問や指示をしてはいけない。それではトラブルを求めているようなものだ。

自分の印象をつくるのは自分次第!

自信を持って振る舞えば、相手は自分を信頼してくれる。
熱意をもって振る舞えば、相手の熱意をかき立てることが出来る。

あなたが相手に与える第一印象は、相手があなたに対していつまでも抱く「主音」となる可能性が高い。
(これは、同じことを先日「ゲスト講義」でプロモーターの田部 竜馬さんがおっしゃっていました。最初の案件応募時に即レスを心がけておくと、その後仕事で付き合うようになってもずっと「この人はレスが速い人」という印象を持ち続けてくれる。もしもレスが遅くなったとしても「今回は何かあったのかもしれない」と捉えてくれて、良い印象は保ち続けられる場合が多い。という話をしてくださいました。)


『相手の自尊心を傷つけずに議論に勝つ6つのルール』

思わず一生懸命メモを取ってしまったのが、こちらの内容。
オンラインアシスタントとしての仕事上の交渉ごとでも大切かと思います。
しかし、今の私にとって即実践に使えると思うのは、
オフラインの仕事(現在の保育士の仕事)上でのこと。
現場の私たちにとっては非常にやりずらい案件を出されることが最近多いので
この考え方は使える!と思いました。
上司との面談とかがものすごく苦手なので、これで頑張ってみたい…🤔

1・相手に意見を述べさせる

相手の話を最後まで聞くだけでなく「もう一度論点を言ってください」「それ以外に仰りたい事はありますか」と付け加える 相手に要件を繰り返すよう求めることは、相手が興奮している時に役立つ。苦情を最後まで言わせることは相手の怒りを鎮める事ができ、何度も繰り返させることで鬱憤を晴らす事ができる。

2・答える前に少し間を置く

少しの間があることによって、相手の発言が検討に値すると考えている事が伝わる。 (長すぎると言い淀んで明確な答えを避けていると思われてしまう) 特に相手の意見に反対する場合は「ノー」を即答してしまうと、頭ごなしに否定され検討されていないと思われてしまう。

3・100%勝とうとしない

相手に少しでも正しい点があれば、「それも一理ある」と言って積極的にそれを認める。こちらが些細なことを譲歩することによって相手が重要なことを譲歩してくれる可能性が高くなる。

4・ひかえめな態度で主張する

「私が間違っているかもしれないが」など前置きをし、遠慮がちに話すことによって、謙虚な姿勢に共感し、自分の考えを改めて「あなたが正しい」と言ってくれる。

5・第三者に代弁してもらう

こちらが自分に有利な発言をしている時、相手は疑り深くなる。第三者の発言は相手にすんなり受け入れられやすい。

6・相手の面子をつぶさない

相手がこちらに賛同して意見を変えたいが、すでに意見を表明しているので今更立場を変えずらいという問題がある。
相手にこちらの意見を受け入れさせる場合には、相手を窮地から救い出す方法を心得ておかなければならない。

方法1:相手が事実関係を知らなかったことにする
方法2:言い訳をする機会を与えて相手の顔を立てる

つい、こちらの主張を通したい、通さなくては、と
相手の気持ちを考えるところまで及ばず、
結局はこちらの主張を潰されてしまいがちでしたが
このポイントを心に置いて話をしてみたいと思います。

まとめ

『相手の重要感を満たすために最善を尽くそう。それによって自分が失うものは何一つなく得るものばかりである。』
まさにこれこそ、クライアントファースト精神✨
自分の心の中に一本この芯を持つことによって、
相手への接し方や自分の態度にも自信を持つことが出来るかもしれない。と思いました。

図解制作にも挑戦してみました〜😊

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