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5歳の子どもにおすすめの絵本:好奇心と想像力を育む⭐️

ゆうとろのnoteをご覧いただきありがとうございます。
保育士歴15年、今も現役保育士のわたしが
年齢に合った絵本の選び方やおすすめの絵本を紹介します💕
今回は5歳の子へおすすめの絵本紹介です!

幼稚園で働いていた頃、
お誕生会で「5歳」のお祝いをする子を見る度に
「お兄さん(お姉さん)らしくなったな〜。」と感じたもの。
5歳(年中クラス)は成長の一つの節目だなと思っていました。

自分の気持ちをある程度コントロールしたり
言葉で相手に説明できるようになります。
言葉が達者になる分、理屈っぽくなる子もいますが、それはそれで面白くて(笑)
子どもたちと色んなおしゃべりができるので
年中さんや年長さんの担任は楽しかったです😊

絵本は子どもたちの成長に欠かせないアイテム✨
ぜひたくさん読んで欲しいです。


5歳の特徴とおすすめ絵本

著しい成長を見せる5歳。
言葉・考える力・友達関係・こころの4つの面から
成長とおすすめ絵本を紹介していきます🙌

言葉の成長

語彙力がグンと増えて、言葉遊びが楽しくなる頃。
「あ」のつく言葉な〜んだ?とか
「しりとり」も楽しめるようになります😁
文字への興味が出てくる子もちらほら…
絵本がもっと大好きになるチャンスですね!

【ままです すきです すてきです / 谷川 俊太郎(著)タイガー立石(絵)】

不思議で奇妙なしりとり遊びの絵本。「たぬききつねねこ……」に始まって、ページを繰るごとに思いがけない展開で言葉と言葉が結びつき、とてもおかしな空想の世界へ読者を誘います。不思議で奇妙なしりとり遊びの絵本。「たぬききつねねこ……」に始まって、ページを繰るごとに思いがけない展開で言葉と言葉が結びつき、とてもおかしな空想の世界へ読者を誘います。

Amazon紹介文より


【あっちゃんあがつく:たべものあいうえお / さいとう しのぶ】

あっちゃん あがつく あいすくりーむ いっちゃん いがつく いちごじゃむ…。うたって嬉しくなるようなはやし歌においしそうな絵をつけた、楽しい絵本。

Amazon紹介文より


考える力が成長する

集中力が続くようになり
興味のあることに対しては
20分程度はじっくりと物事に取り組めるようになります。
また、物事の因果関係がわかるようになり
例えば「笑いのネタ」に対して「ツッコミ」を入れたりも
できるようになっちゃいます🤣

【もう ぬげない / ヨシタケ シンスケ】

ふくがぬげなくたって、なんとかなる!?人生の悩みごとは、ヨシタケ流ユーモアでのりこえよう!ふくがひっかかってぬげなくなって、もうどれくらいたったのかしら。このままずっとぬげなかったらどうしよう。でも、なんとかなりそうな気もする・・・!さて、どうする??

Amazon紹介文より


友達関係が深まる

「自分が!自分が!」で、すぐにケンカをしていた子達も
相手にも思いがあることに気づいたり
相手の気持ちを受け入れることができるようになってきます。
また、良い悪いなど
人と付き合う上でのルールを理解できるようになります。
友達関係や集団生活を扱う絵本を読むことによって
自分の体験と照らし合わせて共感したり
どうしたら良いかを一緒に考えたりも
できるようになりますよ。

【ぽんたのじどうはんばいき / 加藤 ますみ(著)水野 二郎(絵)】

夢の自販機で願いを叶える“たぬき"のお話 たぬきのぽんたはダンボールで自動販売機を作りました。 お金の代わりの葉っぱと引き換えに、ほしいものを唱えれば何でも出てくる夢の自販機。 こんなことができるのは、ぽんたが葉っぱをいろんな物に変えるのが得意だからなんです。 王様<のかんむりだって、綺麗な首飾りだって、「ぽぽんの ぽぽんで すぽぽんの ぽん! 」で出してあげます。 「歯が痛い」や「ともだちがほしい」という葉っぱを変えるのでは解決できないお願いにどうやって、ぽんたは対応するのでしょうか? お金を入れてボタンを押すと飲み物が出てくる自販機の面白さは絵本でも子どもたちの心をわしづかみにしてくれます。

Amazon紹介文より


こころをはぐくむ

「自分」を持つようになり
「これは好き」「これは嫌い」をはっきりと表すようになります。
今までだったら、励ましたりおだてたら どうにか出来ていたけれど
いわゆる”子どもだまし”がきかなくなってくるでしょう。
その反面、大人がしっかりと向き合い
心と心をぶつけ合って話し合うことで
わかりあうこともできるようになります。

【いやいやえん / 中川 李枝子(著)大村 百合子(絵)】

元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児・しげるが主人公のお話集。しげるがなんでもいやだ、いやだと駄々をこねて、「いやいやえん」に連れてこられる話、しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかける話、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまう話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。1962年に出版されて以来、多くの子どもたちを夢中にさせた童話の傑作。

Amazon紹介文より


宇宙人から人間へ・・・一人前として認めてあげる

赤ちゃんから始まり、よちよちの乳児期、
イヤイヤ期、これなあに?なんで?なんで?の質問攻めを経て
宇宙人だった我が子が、ようやく人間らしくなってくる頃。
一人前の人間として認めてあげることが
重要な関わり方のポイントになってきます。

例えば何か悪いことをした時に
「ダメよ」と否定するだけではなく、
「お母さんは、それはカッコ悪いと思う。」とか
「あなたがそういうことをしてしまうと、お母さんは悲しい。」など
同じ人間の先輩としての意見を伝える

「ああ、じゃあやめた方がいいな」
「こういうのは良くなかったな」
と、自分で考えて抑えられるようになる。

そういうことの繰り返しによって
人間としてのスキルが高まっていくんじゃないかなと
思って接しています。


まとめ

大きいお友達(年長さん)の姿に憧れて
色んなことを真似しながら
一つ一つできることを増やしていく年中クラスの子ども達。
日中頑張っている分、
おうちでは甘えん坊の子も多いのでは・・・?
成長に合わせた絵本を大人も一緒に楽しむことで
親子時間を充実させてくださいね💕


これまでの絵本紹介シリーズはこちらです📗

0〜1歳

2歳

3歳

4歳

最後までお読みいただき
ありがとうございました😊💕💕

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