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少数でも生産性を上げるためには?

ユーシロです。

少子高齢化の波は企業にも浸透し、労働人口も減っている今、少数で労働生産性を向上する企業努力が必要です。

ベンチャーでも上場のために少人数で株式上場をする必要があります。しかし、上場すれば以前のように1人1人に構っていられなくなります。これもやはり、小さくてアットホームだった企業から上場企業に至るプロセスで起こる典型的な事象です。

そこで、経験者を雇いますが、その際に注意すべきことは、企業内での仕事のやり方は教えるのはもちろんですが、その後はその人に任せてください。

要は


実力のある人間が入ってきたのだから、その者に任せればいい


という考え方です。

上場企業になるということは、これまでの自分の中の基準ではなく、世間の基準に合わせなければいけない、ということです。

特に最近はルールなども厳しくなってきていますから、それまで仲間内であれば許されてきたことが、以後は許されない状況になってくるわけです。こうしたことが重なって、「ずっとやってもダメなやつは才能がない」ということで、その道のプロを雇います。

とはいえ、サラリーマンの方の場合、ここまでの人事権は持ち合わせていないでしょう。ですから、この話を現場で応用するには、もっと別の角度からのアプローチが必要となります。

通常、限りある人員の中で、生産性を上げていくためには「本人の能力に応じたポジショニング」が不可欠です。もし、自分の部下や後輩に、余計な仕事をやらせてしまえば、それだけ彼らの容量がパンクしてしまいます。

生産性を向上させるには、極力、本人が苦手としていることをやらせることのないよう、注意しなくてはいけません。

基本的に、マネジメントとは、それを行っている側の責任になります。つまり、部下が苦手な仕事をやっていたとしたら、そんな仕事を振ってしまった方の判断ミス、ということです。

ですから会社では、一生懸命やっているのにできない者がいれば、そのときは周りにフォローさせたり、別の仕事を与えたりします。反対に、本当はできるのに手を抜いている者がいれば、そこは詰めていきます。

出来る者に能力以上の活躍をさせてこそ、生産性が上がります。

生産性とは、稼働率を上げることですから。

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