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わかっていないことをそのままにしない

うちの会社の新人さんたちは、基本的には頑張っていると思う。ただし比較的共通する傾向として、

・わかっていないのに、受け流す
・わかっていないのに、わかったふりをふる
・わかっていないことが、わかっていない

ということがあるような気がする。何となく仕事をしている時は表面化しないが、社内の会議や上席と打ち合わせ等、状況や行動をクリアにしていく場になると、

「これはどうなってるんですか?」
「さっきの情報や発言と矛盾しませんか?」
「この状況だとこうなりませんか?」

と問われ、わかっていない現状が表に現れてしまう。この過程では本人だけでなく周囲の人間も
大変な時間や労力を無駄にするので、会社全体に大きな損失を被ってしまう。仕事はその状況で必要な程度の明確さの上に成り立つので、わかっていない状況ではほぼ成り立たない。

そうなってしまう理由は、おそらく、これまでの人生ではそれで問題がなかったからだと思う。人は基本省エネなので、必要ないことはやらない。例外的に、知的好奇心が強い人は必要性がなくても物事を知りたがるので、こういった罠に陥りずらい。

なので、少しでも自分に当てはまると思えば、

・わからないなら、すぐに質問する
・わからないなら、すぐに調べる
・わからないなら、すぐにわからないと言う
・わからないなら、書いて整理する
・わからないなら、自分の頭で考える
・わかっていないことがわかっていないなら、
 (そう言われたことがある、思考が不明瞭等)
 自分はわかっていない前提で物事に臨む

という行動に今すぐ変えると、仕事が円滑に進むのではないかなと思う。ちなみに「すぐ」がポイント。後からやろうと思うと「すぐ」忘れてしまうの。

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