「自称:賢い人」はバカを見る
「自分は他の人よりも賢い」
「自分はあいつとは違う」
というようなことを思っているプライドの高い人
ここでは「自称:賢い人」と呼びます。
こういう人はバカを見るって話。
なんで、賢い人なのにバカを見るのか?
理由は簡単です。
賢いふりをしているだけだからです。
今回はその理由をお話していきます。
こんにちは、ゆうです。
個人事業主、アーティスト、クリエイターが商品、サービス、作品を世に広めていくためのお手伝いをしております。
それでは今回もやっていきましょう!
受け取り方には個人差がある
何かを始めるときは「学ぶ」ところからスタートします。
基本的に、同じものを受け取っていても、受け取り方は人それぞれです。
今までのバックグラウンドなども人によって違うので、同じものを受け取っても「再現度」は異なります。
なので、全く同じ先生から同じ授業を受けていても理解できる人と、理解できない人がいるのは頷けます。
受け取り方に個人差があるのは仕方ないとして、
受け取ったものの「再現度を高める」という行動は誰でもできます。
重要なのはこの「再現度を高める」という行動にあります。
「自称:賢い人」は、すぐ我流でやるバカ
「受け取り方はそれぞれ違うのは仕方ない」とは言いましたが、やっかいな「自称:賢い人」がいます。
こういう「自称:賢い人」は、自分は他の人と違うと思っているので、教わったことをそのままやろうとしないのです。
この手の「自称:賢い人」ははっきり言って、バカです。
まず、教わったことは「正しく受け取っているかを確認するための、正しいアウトプット」が必要です。
こういう「自称:賢い人」は、この「まずは正しくアウトプットする」とするという行動をしません。この手のタイプは自分には必要ないと思っています。
ですが、ここで「独自解釈」を入れてしまうと、たいてい正しいインプットができないままステップを駆け上がることになります。
初めて作る料理のレシピに独自解釈で、自分の好きな調味料をアレコレ足したらどうなるでしょうか。
もしかしたら美味しくはなるかもしれませんが、「求めていた味」にはならないでしょう。それでは「インプットした」ということになりません。
「自称:賢い人」は賢い(と思っている)ので、1段抜かし2段抜かしは当たり前。猛烈な勢いでどんどんステップを駆け上がっていきます。
そして、最後まで来てようやく気づくのです。
自分は間違った方向に全力疾走していたのだと。
ですが、気づいたときにはもう遅いです。
変な癖をつけてしまっているし、
他の人は正しい方向へゆっくりでも着実に進んでいるので、
自分が見下していた人達の方がもう何倍もスキルアップしているのです。
プライドの高い「自称:賢い人」はメッキのような賢さが剥がれていることに怯えて、その環境から離れていきます。
そしてまた別の環境や別の学びを始め、同じことを繰り返すのです。
なぜなら、「自称:賢い人」は自分が賢いと盲信しているので、自分の「インプットからアウトプットまでのプロセス」を変えないからです。
否、変えないといけないとも思っていません。だから、今日もまた、別の場所で同じことを繰り返しているのでしょう。
【教訓】失敗したら、プロセスから見直そう
これは実話です。
こういう実話を元に私達は学ばなければいけません。
この人が失敗してしまった原因はどこにあるでしょうか?
・人の話を聞かないところ
・傲慢なところ
・失敗してもやり直さなかったところ
そういう要素もありますが、ここで学ぶべきは
「正しく受け取っているかを確認するための、正しいアウトプット」
これをしたか、していないかの違いです。
つまり、まずは、そっくりそのまま余計な解釈は入れずに、再現度にこだわってやってみるのです。
音楽で言えば、まずは譜面通り、お手本の演奏通り弾いてみるのです。
教わったことを同じように人に話してみるのです。
まずはその「再現度にこだわったアウトプット」を行うことで、
少なくとも間違った方向へ全力疾走をしなくて済みそうですね。
他にも学べることはありそうですが、今日はこのへんで。
以上です。
ゆうでした。
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