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共感力のない人は作品もサービスも作れない

共感力。
別の言い方をすれば、

「人の気持ちを想像する力」

これはとても大事なものです。
 

むしろ、これがないと世の中で評価される作品やサービスは生み出すことができないです。


サービスや作品の価値は「相手」ありきで成り立つもの
 

そもそも、サービスは「問題を解決する」「願望を叶える」など、受け取る側が嬉しいものを提供することで成り立ちます。
 
極論を言えば、
売る側が嬉しくない仕事(例えば、3Kの仕事とか)だとしても、買う側(受け取る側)が嬉しいもので有れば売れる可能性があります。
 

音楽や、イラストなど「作品」とかでも同じですね。

芸術にお金という価値が出るのは、作者の満足度や技術の高さよりも「お金を払いたい人」が現れる(もしくはビジネスとして作り出す)ことでようやく生まれます。

(「売れるもの」と「やりたいこと」が完全に一致しないことがある。これがアーティスト的にはジレンマなところではないでしょうか?)


つまり、サービスや作品の価値は「相手」がいて初めて生まれます。


共感力のない人=相手が何して欲しいかわからない

共感力の話に戻りましょう。

何かサービスや作品を売りたいのであれば「買いたい人」が必要不可欠なのですが、買いたい人が

○どんなものを買いたいのか?
○どんな人から買いたいのか?
○どんな内容なら買いたいのか?
○どんな価格なら買いたいのか?

などなど「買いたい!」理由が想像ができなければ、そもそも買ってくれるかもしれない人に投げかけるための言葉も商品パッケージもなにも決まらないのです。

共感力のない人には到底「ものを売る」ということはできないのです。

では、共感力のない人とはどんな特徴をもっているでしょうか?


共感力のない人の5つの特徴


共感力のない人に見られる特徴はいくつかあるとは思いますが、3つほど実際にあった例を元にお話します。

【自分本位】

wまず共感力のない人は、とにかく自分本位です。

「まず自分の感情ありき」という視点て常に考えています。

ビジネス的なことであっても「自分が満たされること」から発想しています。そのため、「相手がどうして欲しいか」よりも「自分がどうしたいか」を優先しがちです。

【理解しない】

そして、すぐ「わからない」とも言います。

これは特に、他人の言動や趣味趣向についてです。

「なんでそんなの好きなの?そんなの理解出来ない」
「私だったらやらない。」
「その仕事の何が楽しいの?」
「そんな生活私には無理」

自分と他人は違うのに、自分自身の尺度でモノをみて、他人が好きなものや、やりたいことを勝手にジャッジします。

理解できないなら放っておいてくれ。と思いますよね。
そういうの言動が目立つ人は共感力がないです。

【プライドが高い】

そして共感力がない人はとにかく「プライドが高い」
常に自分が優位に立っていないと気がすまないのです。

なので、結構くだらないことでマウントを取ってきますし、基本的に「どこでマウントをとれるか?」という視点でしか他人を見ていないです。

先程の「理解できない」と相まって相手を「全否定」「人格否定」して
自己肯定感を下げて、相手をコントロールしようとしがちです。


【謝らない】

そして、本来ならば謝るべきところで、全く「謝らない」です。

たとえば約束事に遅刻したとします。

普通ならどんな理由であれ「待たせている」わけなので、一言「遅れてすみません。」とお詫びの言葉を述べますよね。

そういう言葉を一切述べません。たとえ、「ごめんごめん」とか口走っていたとしても、全く悪いと思っていません。

そうなんです。共感力がない人は、「相手に申し訳ないことをしたな」という「相手の気持ちを想像する」力がないので、そもそも「悪い」とも思っていません。

悪いとすら思っていないので「謝る」なんて微塵も発想がないのです。

(加えて、プライドが高いので、悪いと思っていても謝りません)


【絶対的自分ルール】

極めつけは「自分ルールを絶対に曲げない」です。

自分本位やプライドが高い、謝らない、などそういうことによって、かなり強情な「自分ルール」を作って、決してそれを曲げようとしません。


「え?あなたのやってることおかしくない?」とこちら思うことでも、下手したら法に触れるようなことでも、自分が一番なので、自分ルールに則って生活しています。

そしてそれを曲げることがないので、

「相手はもっとこういうものを望んでいるよ?」という事実があったとしても相手に合わせることはしないのです。むしろ、相手に自分の価値観をわからせようとします。


どうでしょうか?そういう人は周りにいませんか?

共感力を養おう!


共感力皆無の人でも成果出している人がたまにいます。

しかも、そういう人に限って結構稼いでいたりします。
(経営者にサイコパスが多いと言われているのと同じ理由なのかもしれません。)

そういう人は、ずば抜けて「人に夢を見させる能力」が高いです。
ものすごい悪い表現でいうと「騙す力」「洗脳する力」が強いのです。

人は夢にお金を払います。

また、夢や想いに共感してお金を払うこともあります。

この記事の、一番最初に「サービスや作品の価値は相手ありき」という話をしましたが、これは裏を返せば「相手にそう思い込ませたら何でも価値が出る」とも言えるのです。


だから、人に夢を見せることができたらお金を払わせることができるのも残念ながら事実なのです(一生懸命頑張っているあなたは受け入れがたいかもしれないですが、そういうものなんです。)

なので、ぶっちゃけ、共感力がないどうしようもない人でも、お金を課せでいる人は多いです。

ただし、そういう人はたいてい
○売上が長く続かない
○詐欺として訴えられる
○購入者からの返金や雇用のトラブルが耐えない

などの理由で一時的に稼げててもすぐに負債を抱えることになります。
(それでもまた稼げるから、かなり波乱万丈な人生かもですね。)


ま、そうやってうまくいく人は特殊ですし、そもそもこれを読んでいる人は、どちらかといえば「共感力がない人」に振り回されたことがある人だと思うので、

私達は、しっかりと共感力を磨いて、着実に息の長い作品やサービス提供をしていきましょうね!

以上です。

ゆうでした。


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