わたしとトランポリンについて。 #4

#3の続き。

5年生の後半から6年生の中頃まで
天井が低くてあまり練習が
できない日々を過ごしていたけど
中学1年生のとき、
ついに!!!
クラブの会長が新しい体育館を建ててくれた。

たっかい天井に真っ白な壁に
今までよりも広い体育館に
めちゃくちゃテンション上がった。

それでまたたくさん練習が
できるようになったんだけど、
5年生、6年生、中学1年生と3年連続で
選考会を中断していたわたしは
中学2年生の選考会を迎えるにあたり
「今回中断したらトランポリンはもう終わりね」
と親から言われていた。

ただの習い事からいつからか「競技」として
トランポリンをしていたわたし。

競技のためにお金を出して
毎日送り迎えもしてくれて
休日返上で指導してくれて、
成績が出せないのならやってる意味はないって
言われるのはそりゃ当然。
3年連続中断している選考会で
良い演技ができる自信なんて全く無くて
あー今回でトランポリン終わりか。
って本気で思ってた。

思ってたんだけど。

蓋を開けてみたら、自己ベスト。優勝。
今まで見たことのない点数が出ていて
何度見したことか。

この優勝で世界年齢別選手権の出場権も獲得して
なんと日本代表。
めーちゃくちゃ嬉しかったな。
たぶん今までの競技生活で
この瞬間が一番嬉しかった。

「これで終わり」なんて思っていたことが
なかったことみたいにまたたくさん練習をして、
初めて出場した世界年齢別でも優勝。
(↑シンクロだけど。
個人も自己ベストで決勝に行けた。)
自分が世界で君が代を流すんだよって
4歳のときのわたしに教えてあげたい。

中学3年生、人生最後の全日本Jrでも優勝。
家族や、
新しい体育館を建ててくれたクラブの会長、
天井が低い間練習をさせてくれた
たくさんのクラブの方々、
色んな人のお陰で素晴らしい中学生生活を送れた。

そして、高校生へ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?