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マウントを取らないようにするには、新しいこと、自分に向いていないであろうことを始めれば良いかと思います

どこに行ってもマウントを取りたい人は居て、これも人間の所業なのだと思います。写真やカメラでマウントを取る人、教えたがり、俺スゲー、私可愛い、私だって、気を付けないとマウントを取ってしまうでしょう。

マウントを取らないようにするには、新しいこと、自分に向いていないであろうことを始めれば良いかと思います。
マウントを取るのは、自分に自信があるからです。容姿が美麗だって、気を付けないとマウントに変わります(美容)。
私の場合、音楽制作を始めて、今は模型制作を始めました。これらでマウントを取ることは出来ません。元々、不得意で、上手いから遠いところに居るからです。

こういうことをしていると、出来ない、ということを痛感します。出来ない、から、どうしたら出来るようになるのか、制作しながら、考えます。そして、自分なりに満足出来るようになる手段、過程、方法、思考を編み出すのです。

私の場合、写真の話をしても、理解されにくい自覚があって、「写真撮影アドバイスの実例」という文章について、「よく分からなかった」と言う人が居てビックリしました。これぐらいならば、分かるかな、と思っていたのです。
例えば、プラモデルの筆塗り塗装における色選び、筆の走らせ方、組み合わせ方、そしてコーティング。これらに「正解」はありません。「正解」とは、万人共通の手法です。使う筆、塗料、コーティング、自分に合ったやり方で良いのです。
写真だって同様です。

私は聞かれれば応えます。

「写真を上手くなりたい」、まず写真が上手いとはどういうことか、自身で考えてみればいい。

写真を理解する、絵画、哲学、音楽、造形、心理学、身体性、人生、文学、文化、顔、ファッション、うんち。
写真を理解する走らせ方も、自分独自でなければならないでしょう。

写真を見れば、だいたい分かるので、どこが不満なのか、どうすれば撮り手にとって良くなるのか、それを考えます。ここで重要なのは、私にとって良いかどうかよりも、撮り手の意思であり、意識であり、無意識です。特に重要なのは無意識です。写真の本質は無意識なのです。

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