突然なみだが出てきた。

最近は、朝10時くらいから
ゆるりと作業に入ります。
（納期前は別ですが。）

早起きこそ正義！
朝活こそ正義！

･･･くらいに思っていたわたしですが、
今は10時開始がちょうどよいので、
過剰な朝が正義観念はいったん捨てました。

～ ♪ ～

この日も朝10時から作業に入り、
お昼を食べて次の場所へ移動しようと、
市電に乗りました。

購読中のメルマガを一気に消化していたら、
その中に「火垂るの墓」の話がありました。

戦時中の、清太と節子という
兄妹の話です。

「このような描写があって･･･」
「実はこの場面の意図することは･･･」

など、火垂るの墓のことが
メルマガに書かれていました。
少し気になって、Google検索。

そうしたら、
清太と節子の画像がたくさん出てきました。

～ ♪ ～

小さい頃、
なんとなく何度も見ていた映画だから、
なんとなくわかっていた気でいました。

だけどこの日は、
どれだけ悲惨で恐ろしくて、
怖かっただろうって、
突然なみだが出てきました。＠市電、です。

幼い兄妹の姿と合わせて浮かんできたのは、
祖父と祖母の顔です。

昔、わたしが小学校の宿題だからと、
なんの気なしに祖父に
戦争のことをインタビューしてしまって
途中で言葉を詰まらせた祖父。

いつも参るお墓には、
戦争で亡くなった当時１４歳の祖父の姉、
病気で亡くなった当時２歳の祖父の弟、
戦争から生き抜いてくれた
曽祖父、曽祖母、祖父が、います。

（１４歳の姉は、お骨もなく、
　当時の職場付近の砂が、
　かわりに入っています。）

わたしのことも可愛がってくれた、
曽祖母、祖父。
歳を取っていく、祖母。
いろんな景色や表情が浮かんで、
なみだが出てきました。

〜 ♪ 〜

原爆投下の日とお盆ということで、
余計感傷的になったんでしょうか。

いずれにせよ、
ご先祖様からの愛情や感謝の気持ちは、
これからもずっと持ち続けていたいなと
思いました。