自分に向き合うと、苦しくなる

優先度は高いけど、急ぎではないこと。

人それぞれありますよね。

それは、

人生でいつかやりたいと思っているけど、
目の前にやらなくてはいけないことが
いっぱいあって、いつも後回しにしちゃう。

そういったことではないでしょうか。

■本当にやりたいことは、怖いこと

誰だって
生活のために、家族のために、
やらなくちゃいけないことがありますよね。

それは結果として
お金がもらえたり、
家族が不自由なく暮らせたり
日々の不安を減らせたりします。

一方で「本当にやりたいこと」とは、
実現したら夢のように嬉しいけど、
すぐにお金にならなかったり、
うまくいく確証もなかったりします。

将来性が曖昧すぎるから、
急ぎではない、と、
後回しにしやすいのです。

うまくいかなかったら嫌だ、
ただの時間の無駄になるのも嫌だ、
お金が減るのも嫌だ、
失敗して恥ずかしい思いをするのも嫌だ…

というような気持ちも出てきたりして、
本当にやりたいことって、
怖い面もたくさんあるんですよね。

■「本当にやりたいこと」は不明瞭

「本当にやりたいこと」なんて
言っているけれど、
よくよく見てみるとそれは
すごく抽象的だったりします。

そもそも「本当にやりたいこと」が
はっきりと分かっていて
明確に言葉にできる人って、
少ないのではないでしょうか。

「なんとなく、こんな感じのことがしたい」
「なんとなく、こんな風になりたい」

こういう表現の方が、
正しいかもしれません。

「本当にやりたいこと」の
1歩がぼやけているから、
うまく踏み出せないんだと思うのです。

私も、まだうまく言葉にできません。
だけど、
「なんとなく、こんな感じのことをして、こんな風になりたい」

って思うことが、ずっとある。

不明瞭なものを明瞭にするためには
しっかり自分と向き合う必要が出てきます。

そうしたら、向き合ってしまったら、
空っぽな自分とか、
薄っぺらい自分にも
出会ってしまうと知っているので、
また怖くなってしまうのです。

■時間があっても、うまく逃げ出す私

先日私は、きちんと明確に、
1日のうちで自分に向き合うスケジュールを
確保しました。

でも、わざわざ家の掃除を始めたり
夕飯を作り始めたり、
仕事を始めたりするのです。

何事もないかのようにうまく逃げて
向き合うことから自分を逸らせます。

いざやるとなると、
ものすごくソワソワするのです。

うまいこと用事を作ったり見つけたりして
何事もなかったかのように、時間を食い潰す。

逃げている自分も
認めたくないんです。

■近道はない

リベンジでまた時間をとって
今度はきちんと
じっと机につき、
じっと、自分と向き合いました。

情けない自分、
ちっぽけな自分、
薄っぺらい自分、、

やっぱり色々出てきて
は〜ぁとため息ついたり。

無価値観とか絶望感とか、
果てしなく無謀で遠い道のように感じたりして
辛くもなりました。

少し時間をとったからって、
結果として
何かアウトプットできたわけでもありません。

でも、ふっと、


1歩進んだ感覚を味わいました。


あぁ、ただ、じっと向き合えばいいんだ。

そう感じました。

翌日は少し手も動いて
言葉も出てきて、
「本当にやりたいこと」の霧が
少しずつ晴れていく感覚も湧いてきて。

時間をとっただけで
良くやったと自分を褒め、
とにかく、静かに自分のことを考える時間を
これから毎日取っていこうと思いました。

1日1歩進めば、
1年後には365歩進んでる。



いただいたサポートを励みに、これからもコツコツ楽しく、がんばります✨ サポートいただけたらすごく嬉しいです😊