ハーゲンダッツがある、ということ

わたしはアイスクリームが好きで
家にいつもストックがあります。
特にチョコレート味。

普通の、1つ100円とか1箱400円とか
そういうアイスが多い。

美味しくて大好き。

でもときどき、
ハーゲンダッツを食べることがあります。

それは実家に帰ったときとか
親戚で集まったときとか。

1人の時に買って食べることは
ほとんどありません。

ハーゲンダッツって美味しいけど
1人でもいつも食べたいかというと
そんな気持ちにはならないんですよね。

どんなに今お金持ちになっても
ハーゲンダッツを常備したいとは
思わないと思う。

ときどき食べるから良いんです。

ちょっとぜいたくな気持ちとか、
家族や誰かが一緒にいる
あたたかさみたいなものとか、
「せっかくだから」的な背伸び感とか、
誰かを喜ばせたい気持ちとか。

私にとっては
いろんなものが詰まってる。
ハーゲンダッツってそういう存在。

＊

今、わたしの家の冷凍庫には
ハーゲンダッツがあります。
何個かあります。
一人だけど、何個かあるんです。

それはどうしてかと言うと、
先日まで遊びに来ていた母が
買ってくれたから。

一緒にいる時は
一緒に食べて、

「私(母)が帰ってからも食べなさい」
と、多めに買ってくれた。

だから、
今の私の冷凍庫には
ハーゲンダッツがあるのです。

一人だけど
ほのかな親の愛情というか
優しさを感じる。

冷凍庫を見ると
母が遊びに来てくれて
楽しかった数日のことを思い出したりして。

やっぱりハーゲンダッツって
なんか特別＾＾