もやもやが一瞬で飛んでいった瞬間

A4資料の郵送の用事があって、
郵便局に行きました。

雨が降っていたから
やれやれと思いながら、
コンビニ傘をさして歩きはじめました。

外の空気は思ったほど
ジメッとはしていなくて
気持ちいい風が吹いていたから、
少し遠回り気味に散歩をしながら
郵便局へ。

傘立てに傘をさして、中へ。
さっさと用事を済ませたいと思っていたのに、
なんだかモタついていて
少し待たされました。

なんか、、嫌な予感がするなぁ、、

と、思ったら、

帰る時、私のコンビニ傘が
無くなっていました。

＊

私の傘を持っていった方が
故意か無意識かは分からないけれど、
気持ちがいいものではありません。

他のコンビニ傘を代わりに
持って帰ろうかとも思ったけど、
それもなんとなく気持ちが悪くて
そのまま外に出ました。

小雨程度で、
ギリギリこのまま帰れそうだ、と。

コンビニ傘だから仕方ない、
悪意ではなく、たまたまだろう、
きっと大事に使ってくれてる、
私が粗末に置いたからだ、、、

いろいろ考えたけど、
もやもやとした不快な気持ちは
拭うことはできませんでした。

残っていたコンビニ傘は、
明らかに私の傘より
使い古して汚かったから、
「取られたんだ」っていう気持ちが
どうしても湧いてきてしまうのです。

大げさだと思われそうですが、
傘が取られたことより、
「悪意ある人が世の中にいる」
っていうことを感じだ気がして
悲しかったんですよね。

＊

帰宅して、続きの仕事に取り掛かかりました。
動画、バナー、原稿、、
一気に仕上げて、提出。

「いつもありがとう！」
「バッチリだよ！」

爽やかな回答が、
提出して数分後に、即座に返ってきました。

その瞬間、もやもやがビュンッ！と、
風が吹いたかのように飛んでいった。

＊

そうやって、
バランスが取れるように
人生ってできているのかなぁ？

嫌なこと、悲しいことがあったら
楽しいこと、嬉しいことが
やってくるのでしょうか？

でもそうしたら、
楽しいこと、嬉しいことがあったら
嫌なことや悲しいことがやってくる、
という理屈になっちゃう。

それは嫌だな。

バランス、というより、
いつも両方あるのかもしれません。

両方がいつもどこかにあるのなら、
気持ちがいい方を
見つけていきたいなと、思いました。