見出し画像

感情や思考を2倍以上に深める方法

映画を見たり本を読んで、
すっごい感動したり
心を動かされることって、ありますよね。

でもそれをうまく表現できない、ってこと
ありませんか?

私はよくあります。

文章に起こしてみたり
友だちに話してみたりしても、
なんか薄っぺらく感じたり、

すっごい感動したはずなのに
「はて、どうしてこんなに感動したんだ?」
って思ったりなんかして。

結局、

「とにかく、めっちゃおもしろいよ!」
「すっごい良かった!」

っていう、
抽象的で当たり障りのない表現に
なってしまうときなんて、
自分の語彙力や表現力、感受性のなさに
がっかりもします。


私は先日、
ミュージカル「ローマの休日」を観て
その感想をnoteに書いたのだけど、
ず〜っともやもやしていたんですよね。

キレイにまとまっているような感じだけど、
取りこぼしている感動が
たくさんある気がして、
書ききれなかったもやもや感。

でもそれを後日、発見することができて
すっきりしたんです!✨

方法は2つあって、
1つは、

「人の感想を読む」

ということ。

私はミュージカル「ローマの休日」を、
『アン王女の1日の過ごし方が素敵だった』

というような、
わりとポジティブなことを書いていました。

それはそうなのだけど、
色んな人の感想をサーフィンしていたら、

『ハッピーエンドじゃないところがいい。
アン王女もジョーブラッドレーも口には出さず、自分の場所に戻っていくところが切ない』
『ジョーブラッドレーの、アン王女に対する態度や表情がどんどん変わっていくところが素敵だった』

というような内容を見つけて、

それだ・・・!!!!!

と、なったのです。
他にも、俳優さんの細かい表情なども。


少し話は変わって
先日とあるセミナーで、

「どう理解したか、変化したか、感じたか、シェアしましょう」

という時間がありました。

結構不意打ちだったので
アドリブ利かない私は
考え途中の内容をシェアしました。

これが2つ目の方法、

「人にシェアする」

です。

どうしてかというと、

・シェアすることで、改めて自分で言葉にしようとしていなかったことを言葉にできた
・すると仲間たちからのフィードバックで、新たな視点をもらえた
・その時は考え途中だったけど、脳に質問を投げかけていたことで、翌日さらに自分の考えが突然まとまった

ということが起こったからです。

その場では
考えをまとめきれなかった気持ち悪さが
残ったのだけど、
数日ですっかり解消して、
自分の理解もさらに深まったのです。

別に、
そのとき自分で言葉にできなくていいじゃん。
人から出ている言葉で共感したっていいじゃん。

そう思いました。

自分の感動は自分で言葉にしなきゃ!
上手にまとめなきゃ!っていう
へんに意固地というかかっこつけのようなものが
どこかにあったんだな、と思いました。

その瞬間瞬間で一番大事なのって、

意味わかんなくてもひたすら感動しておく

っていうことだけなのかもしれないです。
それだけは、あとで取り戻すことは
なかなか難しいと思うので。

アートや芸術だって、きっとそう。
とにかく感動しておきゃあいいんです。


その時の感動はその時のものでもあるけど、
後からその正体って
はっきり掴むこともできるんだなぁって

それこそちょっと、感動すら感じています。

それに、
その場で掴めなかった感動も、
後から掴むことを繰り返していくうちに、
巡り巡ってその場で感じられる感動や理解も
どんどん深められると思います。

ある意味、感動や思考の筋トレとも言える。

なんて幸せで楽しい筋トレなんだろう。




いただいたサポートを励みに、これからもコツコツ楽しく、がんばります✨ サポートいただけたらすごく嬉しいです😊