「与える」も「受けとる」も、同じしあわせ

親切なことをするとか
感謝を素直に伝えるって、
むずかしくないですか？

気恥ずかしさを感じたり、
善人ぶってるって思われたら嫌だな
とか思っちゃったりして。

私は結構苦手です。

原因の１つは、
過去のトラウマがあります。

電車で席を譲ろうとしたら、

「年寄り扱いしないで！」

と、大声で怒鳴られたことがあって。汗

周りの人もザワザワってするし
気まずい感じになってしまって、
あの空気感は、肌感覚で残っています。

それでも少しずつ克服したくて、
時にひっそりと、
時にじわじわと、
チャレンジをしています。

最近も小さなチャレンジをしました。

そうしたら、
自分が誰かのためを思ってした行動を
受けとってもらえたとき、
すごくあったかい気持ちになったのを
感じたんです。

■汗だく配達員さんへ、感謝の缶ジュースを

昨今の状況でさらに
ネットで買い物をすることが増えました。

なので結構な頻度で
私の家には配達員の方が
荷物を持ってきてくれます。

２Lの水✖️９本を２箱とか
定期的に運んでいただくのですが、
かなり重いですよね。汗

先日、
冷やしておいた缶ジュースを
「よかったら、どうぞ」と言って、
お渡ししました。
私の中ではすごく勇気がいりました…。

初めて渡した時は、
気持ち悪いって思われたら嫌だなと思って
「消毒もしてますので」と
ビクビク付け足したりして。

そしたら、

「うわ〜ありがとうございます！」

ってあっさり
受け取ってもらえたんですよね。

その時の
ほわっとしたような
すっとしたような

心地のいい気持ちは、忘れられません。

■ココナラで、感謝のおひねりを

スキルの売り買いができるココナラで、
定期的に一部作業を外注しています。

ココナラでは
「おひねり」という機能があって、
事前に合意した金額以外のお金を
仕事をお願いした方に支払うことができます。

私はなるべく、
仕事を完了いただいたら
「おひねり」を支払うように
しています。

ほんの気持ち程度ですけど。

仕事でお金を支払うって
わかりやすく感謝も伝わる気がするし
とても気持ちがいいなと
毎回感じさせてもらっています。

■与え上手は、受けとり上手

小さなチャレンジたちを通して気づいたのは、
私自身が

・「与える」なんておこがましいこと
・「受けとる」なんて恐縮なこと

と、思っていたということです。

どこかで、
「与える」「受けとる」に
優劣もつけていたと思います。

与える人の方が立場が強くて、
受けとる人の方が立場が弱い、
よいう風に。

つまり私は、
「与え下手」であり
「受けとり下手」だったんですね。

別に、与える人が
偉いわけでもすごいわけでもないんですよね。

逆に「与える」ことができるのは
「受けとる」人がいるからこそだし、
「受けとる」のも同じ分だけ
勇気や強さ、優しさが必要だったりもする。

もっと「与え上手」になりたい、
と思っていたけど、どうやら
「与え上手」になれば
「受けとり上手」にも同時になれるみたい。

小さなチャレンジを、続けていこう。
きっといつか
チャレンジとすら思わないくらい
当たり前にできるように
なってるといいな。