料理が苦手なエンジニアが毎週社食を作っていたら心理的安全性が高まった話〜アセンド食堂〜
アセンド株式会社でエンジニアをしています柗村です。以前インタビューしていただいた記事はこちらにありますのでどんなやつかはこちらから。
今回は、この写真に写っている画像の時より、太ってしまった原因である
福利厚生及びカルチャー施策の一環として行われているアセンド食堂についてお送りします。(ただの食べ過ぎと運動不足です😇)
実はアセンドオフィスにはキッチンがあり、担当メンバーがご飯を作り、19時にみんなで食べる、アセンド食堂という文化・福利厚生があります。
(もちろん、予定があったり、リモートで働いている方の強制参加はありません)
過去にもアセンド食堂について掲載していただいた記事はあるのですが、今回は入って一年経った私の目線から、メンバーとしてどんな意義があると感じているのか、どんなプロセスで行われているのかを語ってみようと思います!
アセンド食堂の目的
この施策の目的は、メンバーの心身の健康維持・コミュニケーションの促進・業務設計力の向上、にあります。
これらの目的を達成させられる仕組みが料理中の各プロセスに散りばめられています。
メンバーから平日毎日2名以上を選出し、一緒に料理を作って、他の人にもてなす。私は転職する前はほぼ昼夜外食で済まし、自炊をしていなかったので入社時は出来るのか不安でした笑。
ですが、一緒に調理するメンバーのサポートと、料理の難しさ以上のメリットを感じ、料理時間も大好きになりました。
流れ
メンバーを決める
SlackのBotを使って、入れる日を各々投票しています。この投票結果から持ち回りでメンバーが月から金までのメンバーを調整。この人とこの人話させたいなぁとか、逆にメンバーから仕事の話で〇〇さんと話したいのでこの日お願いします!など自由に組まれます。
メニューを決める
アセンド食堂は、買い出し含めて2時間です。料理が大変すぎて仕事の時間が減るのは本末転倒。短い時間で人数分料理を作るため、料理選定が勝負です!メンバー間で軽く議論して決めています。
入った時から良く、スケールする料理という言葉を聞いていました。大量に作りやすい料理の事で、人数が増えても調理時間が指数的に増えづらい料理はとってもやりやすいです。そんな料理になるかレシピを見たり経験から決めます。
食べたい料理があったらリクエストも出来ます。
最近は、レシピのリンクを送り付けるだけで人数分の食材を教えてくれるChatGPTの機能を使うハックが流行っています。賢い!!
材料の確認と買い出し
まずは持っている食材と調味料の確認。人数が多い分、かなりの調味料があります。飲食店で働いてるみたいで楽しいです笑
最近入社してくれる方が増えたので、とうとう20合(2升炊き)の炊飯器を購入!お米をセットしてからスーパーに向かいます。
スーパーの買い出しの道中、料理中の段取りを軽く話し合うことが多いです。主菜・副菜・スープという構成が多く、それらの材料の切る順番や、調理を楽にする作戦などの共有。ここでの段取りを良く考えていると、大量調理が楽になります!
クッキングスタート!
ここからは各自料理を作っていきます。
無心で食材を切ったりとリフレッシュ効果を感じたり、一緒に入るメンバーによって趣味の話だったり、仕事の話だったりと色んなことを話して、メンバー同士知り合う時間となります。新しく入って来たメンバーと料理できるのは結構楽しみにしていて、あ、この人こういう経験があるのか、などの意外な一面を知れたりと大好きです。
悩みを打ち明けあったりする時もあって、1on1と同じような効果があるなと感じています。
美味しい匂いに釣られてやって来たメンバーとも話になり、喫煙所のような雑談が生まれる場所になる時も。
配膳といただきます
料理ができたら太鼓でお知らせ。このお時間になったらみんな一旦業務終了!(お客さんとのミーティングなどある方は後から参加です)
もちろん19時ぴったりに終わらない時もあり、その際には他のメンバーが勝手にお手伝いで配膳してくれます。みんな優しい😭
後は美味しく食べるだけですね!
仕事や個人の都合、リモート出勤などにより参加人数はまちまちですが、多い時も少ない時も記憶に残る食事と会話の時間になっています。
社員として感じている効果
食べることと作ること、両方で感じている効果を書きます。
心の栄養
野菜も多く、手作りなので体にはもちろんいいはず。ですがそれより手作り料理と誰かと話しながら食べる事って、メンタルにとっても良い気がしています。前職、仕事が遅い時間になると料理をする暇なんてなく、一人でコンビニで買って食べたり、辛い時は飲食店に行って散財したりと、体にも心にも、結果としてお金にもダメージを負っていた気がします。笑
心理的安全性の強化
入社したばかりの頃、名前と顔も一致しない人達とオフィスですれ違うことになります。一緒に料理をしたらもっと相手を知れます。業務に集中する時間から離れることで、コミュニケーションの時間を作れるのはとても助かっています。
ゲストやお客さんを呼べる・イベントも開ける
アセンド食堂は、メンバー外の方々とも良質なコミュニケーションを産む場となっています。
会社に投資していただいている株主の方々を呼んで、食べながら議論したり、メンバーのご家族や前職の同僚を呼んだり、弊社のサービスを使っていただいているお客さんや一緒に仕事をする会社の方々を呼んだりしています。同じ釜の飯を食う、ことで信頼関係の醸成にも寄与出来ると思っています。
会社でイベントをする時にも大活躍していて、プロダクトエンジニアナイトというイベントをオフィスでやった際も、エンジニアが普段の料理で培われたスキルを使ってカレーを提供しました!
語りすぎました。。。
いかがでしたでしょうか。入ってみる前は毎週大変だなと思った時もありました。が、人が増えたことで2週間に1回当たるペースになったり、そもそも2人で2時間で作るのでそこまで苦じゃなかったです。料理が上達したのもめっちゃ嬉しい笑
美味しくて食べ過ぎてしまうことだけがネガですね。。(運動しろ)
最近アセンドでは月1で開催しようとしているオープンオフィスがあり、そこでも手作り料理を提供予定ですのでぜひこちらもお越しください
長くなってしまいましたが、ぜひ私と一緒に料理しませんか!?
アセンドでは「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」、本気で物流業界の課題に挑戦する仲間を募集しています!
こいつと料理してみても良いなと思ってくれた方はぜひカジュアル面談を応募してください。お待ちしています!
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