見出し画像

老朽化したウッドデッキをリフレッシュ。 快適性・機能性をかなえたスカイデッキ

施工前の状態。
駐車スペースの上部を利用して造られた立体デッキは、老朽化が目立ち始め、そろそろ建て替えが必要に。
デッキ板も色褪せて来ていて、張り替えたいところです。
ご家族はもちろん、ワンちゃんとも遊べる実用的なスペースにリフォームをご希望でした。

そして、こちらが完成したエクステリア。

建て替えたスカイデッキは、フェンスや扉にもセランガバツー材を採用。
天然木のやさしい色彩により、温かみのあるファサードに。

ウッドデッキの改修を機に、家族の「もっと」を引き出すお庭のポテンシャルを再発見

高い擁壁の上に建つ寄本様邸は、駐車場の上部の空間を利用したウッドデッキがメインガーデン。
このウッドデッキの建て替えにあたり、改めてご家族のお庭へのさまざまな「思い」を洗い出すきっかけが生まれたようです。
家族の状況は家の建築当初とずっと同じとは限りません。
家族が増えたり、成長したりとライフステージの変化に従い、お庭もより機能的かつ、快適性が求められるようになります。

築12年の寄本様も、当初はガレージ上を上手に活用したウッドデッキで充実したガーデンライフを過ごして来られたようですが、少しずつお庭に求める思いが強くなって行ったようです。
広々としたスペースもいいけれど、そこに屋根や囲いを付けて、ご家族でバーベキューなどに活用したい、とか、ワンちゃんを遊ばせたりするのにデッキをもっと機能させたい、とか、家族の上着などをかけておく場所を作りたい…などなど。
お庭やデッキフロアに対する「もっと!」の思いが膨らんでいったようです。

さらには、雛壇と呼ばれる敷地の特性上、高い擁壁が背後に建った裏庭。
ここを上手く活かす手はないか…?
これも、プランナーに話を持ち掛けて下さったことで、夢のようなプライベート空間が実現しました。
リガーデンは、お庭や敷地の可能性を2倍、3倍に広げ、利便性や快適性を高める最大のチャンス
ウッドデッキの建て替えから入ったご相談ですが、ご家族が抱いていたお庭への思いを一気に具現化する機会となりました。

温かな光に包まれ、夜はまた違う表情を魅せるエントランス。
素朴な天然木と乱形石のアプローチが上質な景観を生み出します。

もう一つのリビングで生まれ変わった裏庭のデッドスペース

寄本様邸は雛壇のような階段状に造成した敷地に建ちます。
このような土地の場合、家の前面道路側は眺めの良いお庭になりますが、裏手は背後の建物の擁壁が迫り、暗く圧迫感のある場所になることが多いもの。
光もあまり入らないだけに、何にも使われずにいわゆるデッドスペースになっているお宅も見られます。
寄本様もやはり、東側に面したこの裏庭を有効に使いたいと思っていたようですが、やはりその暗さゆえに放置状態だったとか。

それがこのリガーデンにより、一気に活用度が120%アップしたのです。
というのも、そこに登場したのは、もう一つのリビングとして建てられたガーデンルーム

裏庭ならではの利点を活かし、まるで隠れ家のような場所が生まれました。
室内はデッキ側のガーデンルームとは趣を変え、モダンなタイル貼りのフロア
お部屋のような居心地の良さを感じさせる腰壁は、アイボリーのレンガ調のタイルでエレガントな背景を創り出してくれています。

擁壁が迫っている…というと暗く圧迫感が感じられそうですが、三面に備わった開口部と天井からも光が射し込むため、思いのほか明るく、左右に風も流れます。
何よりそのメリットは、ほとんど他からの目線が入らない完全なプライベート空間だということ。
人目を気にせず、じっくりと本を読んだり、趣味に没頭したり…そんなとっておきのお庭時間が生まれたのではないでしょうか。

防水コンセントは2か所。
半屋外であり居室としても使えるスペースなので、電気が使えればバラエティに富んだ使い方ができそうですね。

高級感のあるウッドデッキ、だけじゃない。欲しい機能が詰まった場所とは?

老朽化したウッドデッキから生まれ変わったのは、天然木で造られたウッドデッキ。
木材に採用されたセランガバツー材は、主にインドネシア原産の南洋材。
いわゆるハードウッドとも言われます。
その特徴は腐朽や白アリ等に強く、反りや割れも少ないため非常に耐久性が高く、味わい深い雰囲気も人気の高級部材です。
これを躯体、フェンス、ウッドデッキ板、扉材すべてに用いて、これまでにない存在感溢れるウッドデッキが完成しました。
通りから眺めた時、この木目の温かみのある雰囲気がとても印象的なファサードに映ります。

寄本様邸の生まれ変わったウッドデッキには、お部屋から繋がるガーデンルームも新設されました。
玄関の脇にある扉からは、ウォークスルーで出入りできる仕掛け。
家に入る前に少し乾かしたい上着などを一旦掛けておいたり、ワンちゃんの足を洗った後、ガーデンルームで乾かしてから…という動線もスムーズです。
利便性の高まったウッドデッキ、これからは多機能に使いこなしていただけそうです。

ガーデンルームの折戸をすべて折り畳めば、開口部もワイドになって開放感もたっぷり。
お子さんたちやワンちゃんも思う存分、広々と使って頂けそうですね。

暗い階段をライトアップして、夜も心地良いエントランスに

擁壁に囲まれ、夜の上り下りが暗く危険だったのが、玄関へのアプローチである階段。
今回デッキの建替えにあたり、幕板部分に階段や門まわりを照らすスポットライトを新たに設置しました。
明るく照らされたエントランスは、安心感もあり、気持ちも明るくなりますね。

門柱灯に取り付けたマリンライトは美しく辺りを照らし、ラグジュアリーな外観を演出してくれます。
やわらかな光に包まれたご自宅に、一歩また一歩とステップを踏み進めるひととき、その心地良さにふと足を止めてしまいそうですね。

安全安心に行き来できるようになった夜のアプローチ。
階段の上り下りは、上からだけでなく、下からも照らすことで段差を認識しやすくなります。

その他の写真はこちらからご覧いただけます。

〈公式ホームページ〉
https://www.yu-kikobo.com/

〈公式Instagram〉
https://www.instagram.com/yukikobo_official/

〈公式facebook〉
https://www.facebook.com/yukikobo.exteria/

〈公式Twitter〉
https://twitter.com/yukikobogar

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?