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ヒガンバナーなるべく競争しないで済むようにー
この葉はヒガンバナ。
秋の初めにはこんな感じでお花が咲いていました。
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サクラやウメ、ヒガンバナなど、「花の後に葉がでてくる」って言われる植物たち。
ヒトにはそう見えるんだけど、ヒガンバナからしたら花の後に葉を出す訳ではなくて、他の植物と同様に葉の後に花を咲かせています。
この時期ヒガンバナは、寒い風になるべくあたらないで済むように背を低くして地べたに葉を出して、お日様の光を満遍なく受け取るようになるべく葉が重ならないように並べてます。
この時期他の植物たちは葉を枯らすものが多いので、この時期に葉を出すヒガンバナのような植物は他の植物と陽の光を奪い合って競争する必要があまりないのです。
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そうしてヒガンバナはこの時期に葉を出してほぼ1年かけて光合成をしているのです。
そして1年かけて自分で作ったエネルギーを使って来年の秋に花を咲かせます。
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パッと花を咲かせた後は、次の花に向けて準備を始めてる。
この時期のヒガンバナを見ると、ヒトの世界はこれから年末にかけて忙しくなってくけれど、ヒガンバナはゆっくりゆっくり、他の植物ともなるべく競争せずに自分のペースで生きているのだななんて思うのです。
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