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「知識拡張」で戦わない、"インプット”を最大化するヒント

新年あけましておめでとうございます。
2023年の12月から毎月1本は記事を書きたいなーと思い、新年初noteという事で今月も筆を取ります。

年末年始時間があったので、沢山本を読む機会があったり、インプットの方法についてやり方を変えたのですが、早速効果を感じているので、インプット方法を変えるに至った背景と方法について皆さんにシェア出来ればなと思います。


インプットの方法を変えようと思った背景

元々自分はインプットに関して以下のような課題感を抱えていました。

  • 顧客への提案で価値創出する為にもインプットの時間を作りたい

  • 業務処理の速度を上げる為にもインプットはしないといけないが、そもそも通常業務もある中で時間確保が難しい

  • 読むべき本は無数にある(ブランディング、UX、UI、プロジェクトマネジメント、開発、論理的思考能力etc…)

  • 読んでも中々知識や方法は定着しない

  • 読んだ所で実践ですぐ使えない

元々インプットする事そのものは好きなので、無限に積読が溜まっていく日々でした。

そんな折に、1on1でインプットってどうしてますか?と上司に相談する事で、そもそもインプットに対するスタンスが違ってたなーとハッとさせられました。

知識を拡張する戦い方では限界がある

上司から、自分の分かっていない事に対して「知っている事」を増やすのは犬の道だよ。というアドバイスをもらいました。

自分の知識の延長線上で解決できない課題の場合

自分の知識の延長線上で解決できない課題を自分の「知識拡張」でアプローチすると以下のようになります。

自分の知識の延長線上で解決できない課題の場合

インプットやリサーチをした所で、「知識拡張」を目的無く行ってしまうと課題と自身の知識が接地するまで、永遠に自分の知識が広がるのを待つ事になってしまいます。
図示して客観的に見るとそりゃそうだって話しなのですが、「自身が専門性がない事」や「未経験の事」にぶちあたった際に「とにかく調べる」などのアプローチをとってしまいがちの方は思い当たる事があるのではないでしょうか。

自分の知識の延長で無くても解決する為のインプットを行う方法

インプットも目の前の課題を解決する為の手段であるという事に気がつけると、インプットの方法も変わってくるかと思います。

インプットする際にNGなムーブ

  • 本で書いてある事を覚える。暗記。

  • 時間をかけて精読する

日本では暗記教育が根強かったり、受験勉強の影響か読書する時の頭の使い方が、「読む」↔︎「覚える」↔︎「(試験で)アウトプット」するという習慣が付いてる方が多いと思います。僕もじっくり精読したのに時間だけを浪費して目的達成出来ていないなーと思う時があります。そんな方は思い切って、ざっと見るだけをルールにしてみてもいいかもしれません。

読書で獲得したいもの

  • 獲得する対象は「知識」でも「フレームワーク」でもなく「気づき」

基本的に読書は「知識」や「フレームワーク」を暗記していつかくるタイミングに備えて暗記する事では無く、今自分が直面している課題を解決する観点や考え方に対して「気づき」を得る事かと思います。その為にインプット前に「問い」を立てると効果的だと実感してます。

インプットする時のマイルール

今回の気づきからなんとなく書籍に触れるという事は止めるようになりました。以下は自分がインプットをする前に心がけている事です。

  • 問いが立っている時しか読書を開始しない

  • 読書を始める前にどんな解が得られると嬉しいかを整理する

  • 読書のサマリーを1枚でまとめる

  • 1回の読書では30分以上時間をかけて読まない

  • 問いに答えられたらその本の役目は終わったと思って出会いに感謝して本を閉じる

こうする事で目的意識を持ちつつ、かつスピーディーにインプットが出来るようになりました。

インプットする時のアウトプット

本を読み終わった時に以下の事項に応えられる様にインプットをしています。
(読書前に整理)
・この書籍を読む事で解決したい問いは何か?
・この書籍に期待する事は何か?
(読書中〜読書終了後に整理)
・問いに対する本の答えは何か?(端的に1文で)
・(WHY)なぜ、問いに対する本の答えになるのか?
・(HOW)問いに対する答えの根拠や具体的なやり方は何か?
・この後のネクストアクションや、読書した結果追加で出てきた疑問や論点は何か?を整理

具体事例を貼れればよかったのですが、手元になく、、、後日アップデートします🙇🙇🙇

最後に

自分まだまだインプットの最適解は模索中ですので、ぜひこんな方法おすすめだよー!って記事やナレッジがありましたら教えて頂けますと幸いです!

今年はたくさん意味のあるインプットを沢山して爆速課題解決するぞ〜!

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