見出し画像

越境EC、Shopee出店開始から半月、率直な感想

東南アジアのNO1のECサイト、shopeeに出店して半月がたちました。素直な出店しての感想をまとめます。

開店しようと思った経緯はこちら


今日の目次
・出店のハードルは以外と低かった
・出品は簡単、でも面倒な点も
・手数料は激安だが、広告を使わないと稼げない??
・軌道に乗れば大きな可能性

これから出店をお考えの方や、国内だけではなく越境ECをお考えの方の参考になればと思います。


1. 出店のハードルは以外と低かった

画像1


現在shopeeは日本カスタマーサポート(販売者用のみ)ができたばかりで、これから日本人の出品者を増やそうと躍起になっている所です。

私の印象ではウェルカム状態。

個人の方でも出店できます。

審査基準は開業届はいりますが、それくらいです。

ペイオニアのアカウントを作って資金の受け取りをします。

Shopeeの特徴として国ごとに出品アカウントが別で、ebayのように1つのアカウントに沢山の国の人が買いにきてくれる仕組みではありません。

まずは、台湾 or シンガポール から出店を開始して、実績を出したら、他の国(マレーシアやタイ、フィリピンなど)のアカウントも開設できます。

「実績を出したらなんて、複数国で出品できるようになるには時間がかかりそうだな」

と思っていましたが、

その実績とは1つの国に20品以上出品するという実績(2020年11月現在)で、特に売れた実績は関係なく出品さえすればいいという緩いものでした。

私も、半月以内に、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ の4カ国の出品許可が降りました。

2. 出品は簡単、でも面倒な点も


出品はシンプルでebayのような複雑な設定はありません。

Shoppeeのジャパンカスタマーサービスがマニュアルや動画を作ってくれているのでそれに従えばできます。

日本で言うとメルカリのような出品システムです。

PCからの出品になりますが、ebayやヤフオクなどのような出品テンプレートは必要なく、文章で商品情報を記載すればOKです。

難しいと思った点は台湾は現地語

台湾は台湾言語(中国語)での出品が必要です。

シンガポール、タイ、マレーシア、は英語でOKです。
英語はebayで慣れているのですが、中国語は初めてなので少し、困りました。

しかし、この部分はカスタマーサービスも分かっているので、

「shopee Japan が翻訳サービスをしますので安心してください!!」

と言っています。

しかし、私も頼みましたが、翻訳は提出してから1週間待ちと渋滞状態(2020年11月現在)で、結局あきらめてGoogle翻訳を使いました。


3. エクセルファイルを使った一括出品システムあり

エクセルのテンプレートを使って一括出品できます。

これは、慣れればかなり簡単に出品作業を終わらせられます。

シンガポール、タイ、マレーシアは英語で出品できるので、1つエクセルで出品ファイルを作れば、ほぼコピペで同じ商品を複数国に一気に出品できます。

ただし、面倒なのは、商品カテゴリーが各国違うので、そこを入力し直す必要があります。

ここは、統一して欲しかったですね。

あと、通貨も現地通貨での決済なので、現地通貨に入力し直すひつようがあります。

後はコピペでOKでした。


4. 手数料は激安だが、広告を使わないと稼げない??

出品して半月経ちましたが、なかなかアクセツが増えません。

ebayやメルカリと比べると、比べものにならないくらいアクセツが少ないです。

それもそのはず、台湾は日本の九州くらいの規模、

シンガポールはもっと少ない、

↓出店18日後のShopee シンガポールは92個出品して販売0 フォロワーも0

画像2

タイとマレーシアを加えた4カ国でようやく日本と同じくらいの人口です。

私は中古商品を販売していますが、需要事態はあると思います。

ライバルもほぼ居ません。

ブルーオーシャンじゃん!!

と思いましたが、その分知名度も低いので工夫が必要です。

Shopeeは販売手数料が1%と破格です。

ですが、その分、広告料を出さないと最初はきつい仕組みなのかなと思います。

SEOの仕組みも、販売個数と実績によるものなので、評価0の段階では他の商品に埋もれて、顧客の目には触れられません。

メルカリは手数料を10%取る代わりに広告料をなくし、誰でも平等にアクセツが集まる仕組みにしていますが、どちらも一丁両端だなと思いました。


5 軌道に乗れば大きな可能性

とはいえ、ShopeeにはSNSのようなフォローシステムがあり、販売によりフォロワーを堅実に増やしていけば、広告無しでもリピーターが商品を購入してくれます。

フォロワーを増やす仕組みは、フォローしてくれたら人に割引チケットを配れるシステムなどもあり、面白いシステムが沢山あります。

なので軌道に乗ればたったの販売手数料1%で商品が売りまくれるので、始めて半月ではまだ何とも言えない状態ですね。

↓比較的人口の多いタイのアカウントは出店12日後でフォロワーが16人と増えています。

画像3

これからもShopee攻略に向けて取り組んでいきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?