2年間本気で続けたebayでの無在庫販売を辞めた理由
現在私はebayで何のコンサルや組織にも属さないフリーのebayプレイヤーです。
なので、フラットに何のポジショントークでもなく、私がなぜ無在庫販売をやめたのか書きます。
私はもともと有在庫で勝負してましたが、2年前に独立してから、無在庫物販も加えていわゆるハイブリッド方式で販売を続けてきました。
利益の打ち分けとしては有在庫が7割、無在庫の利益は3割といった感じです。
独立するまでの経緯を知りたい方はこちら
無在庫販売を始めた理由は
・システムを通じて今までできなかった在庫連動ができる時代になった
・仕入れ費用がかからないので資金繰りを気にせず売り上げを増やせる
・一度出品してしまえばほっといても売れ続けるので継続収入になる
と考えて出品を始めました。
手法はAmazonで販売されている商品をebayにツールを使って出品し、そのツールを通して在庫管理や価格管理をすることで、事実上無制限にebayの商品を増やすことができると言うものです。
ツールの開発にも私の意見を反映してもらい、半ば共同開発のような形で協力させていただきました。
この手法は、とにかく出品数を増やさなければ売れないので、有在庫で半年で50万以上副業で稼いだ経験がある私にとっては、
無在庫は
・とにかく出品が面倒
・薄利多売
・パソコンの前にずっと座るのがいや
と、始めて半年くらいは何度も挫折しかけましたが、
出品数が2000を越えたあたりから
・1ヶ月ほっといても変わらず利益を挙げてくれる
・安定して毎日売れる
・販売個数が多いのでebayの評価もうなぎ登り
と1年後には10ー20万安定して利益が上がるようになり、フリーランスの私にとって貴重な収入の柱の一つになりました。
特に無在庫の商品がアメリカ人に51個まとめ買いされたことはTwitterでも話題にしていただきました
まだ2000品しか出品していいないのにこの利益だから5000品、1万品、と出品数を増やせば、もっと利益が上がり、
いずれは、仕入れ無しで無在庫だけで食べていけるようになるだろう、、、
そう考えていました。
つまり、無在庫メインのセーラーになるべく本気で取り組んでいたということです。
そして出品数が3000品を越えて、これからもっと出品数を増やそうと思っていたそのとき、
例の事件が起きました
この記事を購入してくださった方は知ってのとおり、私の無在庫の商品がアメリカ人に商標特許侵害で訴えられました。
この件で私は
・Paypalに売上金400万円を1ヶ月半、引き出せなくされる
・日本の弁護費用
・アメリカの弁護士のリーガルチェック代金
・和解金25万円($2500)
・1ヶ月半、本業のebayが使えなかった事による見込みの損失
と個人事業の私にとっては痛い損失になりました。
しかし、記事でも説明しているとおり、私は可能な限り対策をしたうえで無在庫販売は継続するつもりでした。
ではなぜ、無在庫をやめる決断をしたかというと、主に3つ理由があります
・3000品の壁
・仕入れできるなら仕入れた方が良い
・メーカーと販売契約を結んで、メーカーの思いを知った
今回はこの3つの理由について詳しく解説します。
そして、最後に
・ebayで無在庫販売を続けるのだとしたどういう対策や戦略でやったら良いか?
を私なりに思うことを書きます。
(この記事の感想などツイッターで読めます。)
それでは本題です。
1. 3000品の壁
私は、無在庫をやっていて3000品あたりで壁を感じました。
私の使っていた出品のシステムは一括出品ができず、1品1品手動で出品し、そのかわり、在庫の連動がきちんとできて、在庫切れのリスクをコントロールできるものでした。
よく無在庫の出品者のアカウント評価は悪いと言われますが、私の場合は2年間運営してネガティブを2つしかつけられなかったと、比較的健全に運営していたと思います。
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