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2nd 保育園を辞めて独立の道へ…

今まで色んな仕事を経験しましたが

やっぱり子どもたちと毎日を過ごす保育園・幼稚園での仕事は特別でした!

体力的にはしんどいけれど…笑。毎日21:30には寝ちゃってたけど…笑。

毎朝登園する子どもたちのキラキラした笑顔をみると

今日も始まるぞーって。アドレナリンがどばーーって出てました♡

そして自分は“先生”なのですが、子どもたちと一緒に喜びや発見、楽しさ寂しさなどなど…同じ目線でいられるのがとても心地よかったんですよね。

ではなぜ、辞めたのか?

もっと活躍したかったから!です。

私が担当した最後のクラスは、定員MAX18名で元気いっぱいの楽しいクラスでした。

1歳児・2歳児混合クラスでハーフちゃんは3人。時には英語で話す事もありました。

若くて素敵な担任の先生と、経験豊富なベテラン先生と私、3人の先生でクラスを受けもっていましたが、やはり異なった年齢や経験年数が違う3人の先生は

やり方や思い、考え方はみな違うものでした。

特に経験豊富なベテラン先生は、子どもたちが進級した時困らないように…

自分で準備ができて、お着替えもひとりでできて

おトイレも、お布団ひきも。椅子を運んだり給食を食べるのも

全部自分1人で考えて、できるようになって欲しいという思いがあったようです。

(実際みんな頑張って出来てたなー。今思うとやっぱりスゴイ)

もちろん色々できるようになるって素晴らしい事で、3歳以上児さんになったら必要な事。そして何より子どもたちの自信にも繋がると思います。

そして、それがその先生の優しさ表現、保育感だったんでしょうね。

でも…毎日大きな声で小さな未満児さんたちを動かしている様子を見ていると

なんだか“訓練”のようで…。

ある日、困っている子に手助けをした私は、経験豊富な先生にこう言われました。

「あのね、先生がそうやって手伝ってあげちゃうと、子どもが『指示待ち症候群』になっちゃうんだよ。」

………!!!?

先生がすぐに助け船を出したら、自分で考えて行動する能力が育たなくなるって事なんですよね。

その先生の思いもわかるんです。おっしゃる通りなんです。

でも…。子どもたちとのスキンシップ、安心感、信頼関係を築くこと、寄り添いあって分かち合うこと…。私の思い描く保育とは違うとても衝撃的なことばでした。

(もういちどお伝えしますがまだまだ幼い1歳・2歳児クラスです。3歳以上児クラスなら余計な事しちゃったなって思いますが…)

その時からなんとなく、私の保育論が目を覚まし、今までの、他の先生に合わせる保育から、自分らしい保育ができたらな…っと思うようになりました。

もっと子ども達ひとり一人とゆっくり関わって、思いをくんで、丁寧に優しく…。あわただしいこのご時世だからこそ!大切にしたいなぁって。

そんな日々の生活の中で“一緒に”色んな事ができるようになっていけたら最高ですよね!

それが私の理想の保育。

そして『赤ちゃん専用の保育施設』を作りたいと具体的な思いが固まり

保育園を退職する事となりました。

でも決して、自分と違う保育論・価値観の先生を否定する訳ではないですよ。

色んな考えの先生がいて良いと思うし、実際に子どもの「出来る」能力を伸ばす保育だって必要ですものね。

今までお世話になった保育園では今でも時々お手伝いに行かせてもらったり

新しい分野での子育て支援に携わらせていただいたり今でもとてもお世話になっています♡

何より、この保育士不足の中、退職してまでやりたい私の思いを理解し、応援して下さり、とても感謝しています。

自分1人ではできない事業の立ち上げがまだ始まったばかりですが

たくさんの出会いと喜びとハプニングと…?
ひとつひとつを楽しみながら感謝していきながら進めていけたら良いなっと思っています♡








ありがとうございます! 家庭的保育事業での認可取得準備資金として。 また保育施設内の備品のために大切に使わせていただきます♡