リモートワークでは意識して休日を取らねばならない。それもかなり厳格に。
リモートワークは休むのも働くのも自由だと思っていた時期の私をぶん殴りたい。
何故なら私は今日、"お休み"をやろうとして見事に失敗したからだ。仕事用のTwitterを見てしまう、Slackを見てしまう、挙げ句焦燥にかられてbosyuを作った。
仕事のことは何一つしないと決めた日なので、家のことや自分のことをやろうと決めていたのだ。そのためにやりたいことを書き出して準備までしていたのに。
出勤する仕事では定時になると真っ先に帰るタイプなので、「ワーカホリック? 私には関係ない話だわ」なんて思っていた。どこの世界に休みにまで仕事のことを考える人間がいるんだろうとさえ、思っていた。
しかし、今日、"お休み"に失敗してみてよくわかった。リモートワークは、"お休み"がとても難しいのだ。
それは、厳格に勤務時間が決められているわけではないからだ。厳格に勤務時間が決められていないのをいいことだと思っていた時期もあった。
しかしそこには問題があった。私は体調を崩しやすいのだ。
体調を崩しやすいとわかっているから今日のタスクを終えても、「もうちょっとやっておこうかな」などと考えてしまい、仕事し続けてしまう。勿論止めてくれる定時という概念はない。
その上、リモートワークならではの問題がある。これは、出勤も経験した私ならではかもしれない。
その問題とは、仕事を始めるハードルが低いことだ。出勤する仕事なら、着替えて鞄を持って通勤して……と手順が何段階もあるところを、リモートならパソコンを開くだけでいい。
だから、つい、仕事をしてしまう。仕事に関する何かをしてしまう。
これはよくない。
特に私は今している仕事が好きだ。雁屋優の名でしている仕事が好きだ。
好きだからこそ、容易に思考に上がってくるし、したいことがポンポン出てきてしまう。いいことだが、"お休み"にはそれはよくない。
そこで、対策を考えた。まず、Slackに不在日を周知すること。
それから、"お休み"には仕事のアカウントにログインしないこと。
そして、体調が悪いときにはそれをしっかり伝えること。
最後に、仕事のことを考えるのをやめるように意識すること。
リモートワークは自分が自分の上司だとはよく言われる。勤務時間だけでなく、休日も管理する必要があるのだ。
執筆のための資料代にさせていただきます。