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7人目 TSUTAYA店長 アキヒト

分析するアラフォー女子


バツイチが多く集まる
マリッシュで出会ったこのアキヒト

前回のたかさん ↓ 同様

アキヒトもバツなしの男だった

40 代後半で婚姻歴がないというのは
なにかしらこじらせている人が多い
アキヒトもそうだった

最初から
そこを注意深くすべきだった

それくらい彼との
出会いは嫌な記憶として残っている

なぜだろう
人間的に悪い人でも共感できない人でもない

いや
人間的に悪い人でも共感できない人でも
ないからこそ
私の中で勝手なイメージを作り上げ
そのイメージとかけ離れた瞬間
もう無理
となってしまったのだろう

いま思えば彼には悪いことを
してしまったかもしれない

元夫も含め
過去の男たちは全てこの理由で
別れていることに気がつく

数々の男のプライドを傷つけ
いまに至る
こじらせているのは私かもしれない

アキヒトとの出会いで
私は自分のことをよく知る機会になった

共感性が高すぎてわかれるのが下手な私が
彼とはもう会わないと
迷わずすぐに判断したのだ
私なりに成長している

恋愛にストレスは厳禁なのだ

彼との出会い


彼の話に戻ろう

アキヒトのプロフは好印象だった

筋トレ・ランニング・サウナ・映画鑑賞・ミニマリスト
共通の趣味が多い

私に同じく効率的だったし
健康第一で生きていた

アキヒトも同じ理由で
私に好印象を持ってくれた
そして
ちゃんと自分のことばで話せる人だと
いってくれた

自己紹介から入り
お互いに聞きたいことをメッセージを送りあった

そして自然と

「会ってみたいですね」

となった

しかし彼となかなか予定が合わない

このタイミングが合わないということも
後の違和感のはじまりだったのかもしれない

相性が合う人とはテンポよく予定も合うものだ

そして本気で私に会いたいとおもってくれる人は
本気で予定を合わせにきてくれる
私の場合このパターンだと
かなりの確率でうまくいく


いよいよ昼飲みをすることに


酒好きという共通点もあり
ランチと昼飲みをしようということになった
なんて最高な過ごし方なのだろう
しかも平日で店は選びたい放題だ

彼はお店選びに長けていた

この点はポイントが高い

彼と待ち合わせ場所で落ち合った
第一印象は年相応にお兄さんだなという感じだ

挨拶を交わし
彼オススメの定食屋さんへと向かった

昼どきということもあり
店内はサラリーマンたちであふれていた

そこで私はその店の看板である豚汁付きの
定食とビールを頼んだ

味は美味しかった

食事をペロリと平らげる私

「キレイに食べてくれるのは気持ちがいいね」

褒められたのに違和感を感じた

アラフォーなんだからさ
自分のキャパはわかるし
外食で残そうとは思っていないよ

それ以外は楽しく会話できている

私たちは 2 件目の居酒屋へ移動した

1件目の定食屋といい 2 件目の居酒屋といい
どちらも美味しくコスパのいいお店だった

しかし本心を言えば初回のデートは
日常感ではなく
少しだけ特別感があるところだと
さらに嬉しかった

この人はお金がないのか
女性にお金をかけないタイプなのか

お金をかけて欲しい訳ではない
しかし正直なところ
テンションは上がらない

仲が深まっていったのにもかかわらず
彼はなかなか職業を明かさなかった
これも違和感だった

結果、TSUTAYAの店長だったのだが
職業コンプレックスなのかもしれない
男はプライドの高い生きものだ

2 件目は海鮮が充実した庶民的な居酒屋にした

味は予想以上に良かった

話も盛り上がった

アルコールも進み
彼との距離はさらに縮まった
そして次の約束もした

次は彼の住む町で
サウナと食事と登山をすることに
泊まりは彼の自宅だ

デートっぽくて楽しそう

楽しい時間はあっという間
ついギリギリまで話し込んでしまった

「あっ、バスの時間!」

私たちは急いで店を出て
バス停へと急いだ
結構本気で走った

「私たちだから間に合ったね」

そういいながらサヨナラをした

嫌がらず一緒に走ってくれてありがとう

かなりいい感じであった

そしてこの後も
頻繁にLINEを重ねた


女子は冷めるのが早い生きもの


次の彼との予定が楽しみだった

1泊2日
一緒になにをして過ごすのか
私のために
考えてくれたのがわかったからだ

若干内容は強引だったが
悪気はない
まぁよしとしよう

しかし私は突然LINEをブロックすることになる

彼は私より少しお兄さんであり
経験も豊富だ
しかし彼は共感性が低い人だった

なにが起きたかというと
私の足の痛みに関する問題だった

私は今年に入りランニングにはまり
走り出した
しかし急な運動で足に負荷をかけてしまい
足を痛めてしまったのだ
できることならこの習慣をやめたくない
整骨院に通いこの対策をしていた

しかし彼は自分の経験上
アドバイスが間違っていないと自信があったのだろう

「その状態で走っちゃダメだよ
ちゃんと足休ませて」

説教じみたことを言い出したのだ

実はこの手のアドバイスは
初めてではなかった

その時はやんわりとかわした

しかし 2 回目
私の怒りは沸点に達してしまったのだ

「それはアキヒトの意見だよね
私はプロに相談をして判断している
それを言って満足しているのはアキヒトだよね?
それは私のためではなく自分のためだよね??」

いいたいことを伝えた

しかし彼には全く伝わらない

「来月の予定キャンセルするね」

話しても無駄と私は判断した

「何がそんなにいけなかったの?」

これが彼からの最後のLINEだった

もう気持ちが冷めてしまった


いま彼はなにをしているのか


実はこのアキヒトと
この後おもわぬところで
出会うことになる

それはティンダーだった

別アプリでしかもプロフも違うのに
見つけてしまったのは
私は天才かもしれない

しかし彼は気がついていなかった

そしてそれくらい彼とは思考も趣味の
共通項が多い人だったのだろう

それでも相性は別物なのだ

アラフォーのパートナー探しはまだまだ続く

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