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#21日目 4回目のデート


今朝は娘が5時に起き、食洗機の片付けから私のお弁当作りとコーヒーの準備まで完璧にしてくれた。

子供に舵を切らせると、自発的にこうしてやってくれるのでいいなと思う。

娘のおかげで朝から心が軽い。

余裕があるって事だね。


昨晩あなたからのLINEはなかったが、不思議と心が寂しくない。

あなたが私との週末のプランを練ってくれているんだろうなと思っていたから。

そしてその予感は的中。


今夜あなたは私の街にに来てくれるらしい。

「いつまで居られるの?」

と聞くと

「朝まで一緒に居たいなぁって。」

しかもその後、あなたの街に行く!?


詳細は昼休みにテレビ電話で決めることに。

外でのテレビ電話初だね⭐︎


あなたといるといつも予期せぬ展開に心がワクワクする。

突拍子がありすぎる訳でもなくちょうど良い。

テレビ電話だけど、昼食後フロスとガムをしっかりと使い色々な意味で準備万端。

あなたは自宅近くの堤防から、私は見晴らしの良い公園からテレビ電話を繋いだ。

近くで感じられるね。


それぞれの家庭があるのに、出会ってから毎週あなたと会えているのは奇跡だと思う。

(娘の予定が前倒しになるという嬉しい変更も有ったり。)

制約があるから考えるし、楽しい。


昼休みにテレビ電話で話し合った結果、

今夜あなたが私の街に来て一緒に朝まで過ごし、

朝あなたはあなたの街へ帰る。

昼間はそれぞれ別に過ごし、私がバスであなたの街へ行く。

あなたは私の昼間の動きがとても気になったみたいだけど、私は1人でどこまでも行ける女です(笑)。

それを伝えバスで行くことも決めた。

いつも手厚い送迎をしてくれて嬉しい反面、申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。


その日の夕方、帰宅後私は急いで準備をし近所まで来ているあなたに連絡をする。

実際に会えるのはやっぱり嬉しい。


まずは市内で有名な夜景スポットに行くことに。

あなたは私の腰に手を添えて優しく引き寄せた。

夜景を見たらやっぱりキスしちゃうよね。


その後は朝までゆっくり2人の時間を楽しんだ。

朝まで一緒に過ごすのは初めて。

ちょっと緊張したけどやっぱり一緒に過ごす時間は最高です。


今夜あなたは家族に仕事を装い、私の街に来てくれた。

それが嬉しいような、悲しいような・・・。

まぁ子供がいるからしょうがないよね。

例え親にバレても、今はまだ子供に知られてはならない。

これは絶対に忘れないよう記録に残しておくことにする。


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