活躍する女性へのひがみや嫉妬｜あなたの努力を見ている人はかならずいるよ

昨日は誕生日でした。4月２３日に出る漫画のことで、ありがたい言葉をたくさんいただき、とても幸せな誕生日を過ごせました。

働く女性へのひがみ

私が就職したのは２０数年前ですが、割と華やかな企画系のお仕事でした。
その頃から、アラフィフになる今に至ってまで言われる言葉ってあまり変わりません。
「ちょっとかわいいと思って」「あの子、体を使って上司に気に入られたらしいよ」
営業系の人なら「体で仕事を取ってる」なんて悲しい言葉を言われるなんて話はよく耳にします。

たぶんそれって2023年の今でも大差ないのだろうと思います。

がむしゃらに働いて見返したかった

そんな言葉を耳にして、私はずいぶん無茶な働き方をしてきました。
悔しい！努力や実力だと認めさせてやりたい！！
そんな気持ちから働いて、体を壊したこともありました。

そんな言葉に頭にきて、私のように無理をして働いている女性はいると思います。
だけど、アラフィフまで仕事ばかりしてきた私が、今どう思っているかと言えば「人の噂話なんか気にしなければよかったな」です。

そいつあなたの努力なんか見ていないよ？

あいである広場を始めた2019年には、そんな心ない言葉を言われて傷つきました。
ひたすらがむしゃらに成果を出そうと頑張りました。
目標だった1年間で100万pvを達成しました。
だけど、周囲は相変わらずの反応でした。

そして、今回、原作本を出版できることになりました。

認知症が見る世界 現役ヘルパーが描く介護現場の真実 (バンブーエッセイセレクション)

さて、そんな心無いことを言った人たちはどういう反応をしたか？

何があっても「あなたの実力だったんだね！」「頑張ったんだね！」なんて言ってくれません。ただ無視です。

ある人に言われた言葉

悔しいんだという話をしていた方に以前、言われた言葉を思い出しました。
「100万pvを達成したって、何冊、本を出版したって認めやしないですよ。
だから、そんな言葉を気にするだけ無駄」
という言葉です。

そうなんです。

そんな妬みや嫌がらせの言葉を言う人は、実力で頑張ったね！なんて言ってくれる日は一生こないんです。

悔しい気持ちって大きなパワーになるけれど

私自身、そういう悔しさをバネにして仕事を頑張れていた部分が大きかったです。
だけど、ふと、この年齢になって「自分がやりたい仕事をもっと楽しんでいればよかったな」と思いました。

噂なんか気にしてても仕方なかったんです。

だって、その人たちは、私の、あなたの努力なんか一生認める気はない人たちなのだから。

新卒で入社する子たちに伝えたい

私が新卒で入社したとき、高校や大学までは、男女平等だと信じて疑わなかった世界が一変したと感じました。

今でもそんな状況って大きく変わらないと思います。

セクハラされたり、女だからって言われたり。

だけど、セクハラなんかは人事にいえばいいと思うけれど
悔しい思いをたくさんするとも思うけれど
それはあなたが若いからではなくて、アラフィフになっても
女性が活躍すれば不必要な嫉妬をされるのです。

でも、あなたの実力・努力を認めてくれる人は必ずいます。

それは男性でもいます。女性にだっています。

だから、絶望しないで欲しい。あなたの努力を見てくれる人は必ずいるから。

それがアラフィフで働き続けた私から贈れるエールです。

田口ゆう