「被害者」という言葉を都合よく利用する人たち|親権界隈に対する違和感
書くかどうか考えましたが、Xでは書ききれなかったこともあり改めて書きます。
昨日、色々とお問い合わせをいただいた投稿に関して。
なぜ謝罪だけしなかったのか?
謝罪するなら謝罪に徹しろという声があった。だけど、そこまでに至る経緯があるので、一方的に謝る気にはなれなかったのが真相です。
ことの発端はNPOキミトの「実子誘拐被害を知るシンポジウム」にゲストとしての登壇を頼まれたことだ。この森氏の写真は私が会見の際に撮影し、そこにいたメンバーに「使っていいですよ!」と許可をした写真。
私の「使っていいですよ!」は「会見のときのことをブログなどで宣伝するなら」「Xで使用するなら」程度の「いいですよ!」だった。通常ならクレジット表記(撮影 田口ゆうとの著作権表記)を求めている。パンフレットにまで使うの?それなら許可取るかクレジット表記を求めたらよかった。
クリエイターワールドにいない森氏が理解するか疑問だった。実際にCanvaの件は、デザイナーさんから「田口さんが謝る必要はない」とDMもいただいたけど、Canvaの利用規約には反しているようで通報したと連絡もきている。その旨を森氏にも伝えたが「やり取りしたけど、自分の非を認める人じゃなかった」そうなので伝えても無駄だと思っている。
だけど、使っていいですよ!と言っても他の人たちはXの投稿に使っているくらいに留めていたので、伝わる人には伝わっていた。
クリエイターの世界を知らなくとも「イベントを断った私が撮影した写真をイベントのパンフレットに使うのか?」という常識的にどうなんだという疑問はある。本来、あの写真は記者会見のものだったのだから、自身のプロフィール写真としてこちらに何の断りもなく使用し、動画にも使っちゃうの?
あんまりじゃない?という気持ちは大きい。
「(現)当事者ではないから消してください」にゲストの名前まで消される
上記、パンフレットの大元は下記チラシ。
私は過去に子を連れ去られたことがあるけど、現在は子どもと暮らしている。森氏もそれは把握している。
森氏が声をかけてきたのは、SPA!のこの記事が公開になってからだ。だけど「私も連れ去り被害にあったことがある」と言ったとたん、なぜ「当事者扱いになる?」「SPA!の記事を読んで声かけてきたんだしライターとして声をかけてきたんでしょ?」と思った。
現時点で「被害者」でも「当事者」でもないので「ルポライターにして欲しい」と言った。
だけど、文言も含め、打ち合わせで決めることになっていたが(これは一緒に共催している人に言われた)その前に拡散されだしたのが下のチラシだ。
被害者・当事者表記をやめてくれと言ったら「他」でくくられる。
これって、反対派がやっていることと同じだよね?と思った。
被害には遭っているけど、現在、当事者ではないので「ルポライターにして」という願いを叶えないのは「自分にとって都合の悪い被害者」だからじゃないの?
森氏はこの「他」と表記されたチラシに「こちらは被害者が言ってるんです!」との文言を添え、反対派を批判していた。私の名前はチラシ内では「他」になっているのに、投稿内で使用されていたので、削除して欲しいと言った(現在、削除済み)。「被害者が言ってるから事実である」というのは森氏が散々ツイートしている「DV被害者が嘘ついてるかもしれないじゃないですか」といったツイートと同じだ。ケースバイケースでしょ?と思う。
証拠を出せない理由
この発言に関し森氏は「録音を聞きなおして!」と再三、求めているけど
録音の公開は求めない。私もできないのは、そこに実際に子どもを連れ去られた被害者のお父さんたちの声が入っているからだし、NPO法人の代表の森氏とは立場が違う。一般の男性たちだ。職業倫理上、森氏の部分のみ抜粋するしかない。だから、私は「記事で書くしかない」と言った。
森氏は「あれはあくまでも飲み会だ!」と主張しているけど、ただの飲み会(5時間ほど)を私が録音する意味って何なんでしょう?森氏とのLINEを見返したけど、やはり私は「お父さんたちの中で取材したい人がいればしたい」旨も書いているし、森氏も「うれしー よろしくお願いします」と返信してきている。私は堂々とテーブルの中心にスマホを置いて録音していましたよね?
だけど、そうなると「録音を確認しろ!」「この発言を取り消せ!」となる。だから、今、こうして経緯を文章にしている。
被害者男性への取材への干渉
上記以外にも、記事を書いてからDMをくれた被害者男性がいた。結局、奥様が著名人だったことでボツになった企画だけど、「妻からDVがあり2度病院送りになっている」「連れ去り被害に遭っている」は取材すると証拠が送られてきた。
だけど、そのお父さんの取材も「反対派の陰謀」やら「スパイかもしれないから」で止める。同行者にまで「行かない方がいいですよ」と止める。
距離感がバグってるとしか思えない。私の仕事にまでなぜあなたが口を出す権利があるのですか。他にも似たようなことを他の人にもしているようだけど、クリエイターの権利を踏みにじって・被害に遭っている男性の声を封じようする行為ですよ?
人の時間を何だと思っているの?
シンポジウムに関しては「私は(協賛者に)言われて1日1ツイートを課せられていたんです!(だから、打ち合わせ前に拡散した!!)」とか、「5時間の音源を聞きなおせ!」とか「イベントに記者を呼んで!(協賛者)」とかゲストに甘えすぎだし、内輪もめに巻き込みすぎ。
勘弁して欲しい。書く時間をガンガン削られていった。ものすごく迷惑。
こちらはそれだけ言わずに見逃してきたけど、自分の非は一切認めないので書きました。
自分の正義を人に押し付けないで
だから、運動は広まらないんじゃないの?
ずっと思ってましたが、人のNPO団体に「公金チューチュー!」とか批判する前に自分の団体のことも見なおしたらいかがですか?
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