HSP 投げっぱなしでいい
今日はHSPと「投げっぱなしでいい」っていうことでお話ししていきたいと思います。
もうちょっと厳密に言いますと、自分のできることをやったら、あとはジタバタしないで待つと、そういうことですね。
例えば、お仕事のことでもいいですし、自分の日常でも何でもいいんですけれども、自分ができる範囲と、自分のもう手の届かない範囲ってあるじゃないですか。
めっちゃ極端なこと言うと、(あなたは)天候を操れますかと。
今日は出かける日だから空には晴れてもらうとかって、無理じゃないですか。
魔法使いか?ってなるじゃないですか。
この話は極端ですけど、でも、日常とか仕事でも結構そういうのってあるんですよ。
自分が任された仕事とか、自分が今持ってる情報・スキル・状況とかによって、できる範囲っていうのは決まってるんで。
それをやったらね、もう何もできないんですよ。
たとえ(頭では)考えられたとしても、もうその対策は取れないので。
「私はここまでやりました、あとよろしくお願いします」ってぽいって投げたら、 もう関わらない。
もう待つ。
返答待つとか、どういう反応が返ってくるか待つとかが必要かなと思うんです。
結構HSPさんって、投げた後もね、
「こういうことできたんじゃないだろうか」とか
「もっとこうしたらいいんじゃないか」とか。
もしかしたら、
「私が直接やるわけじゃないけど、あの人がこういう行動を起こしたら、きっと私のあれは無駄になってしまうから、うんたらくんたら…」って考えると思うんですけれども。
そう、私も考えてきました。いや、ほんとに考えてきた。
でも、それが 状況改善に繋がったことって1回もなかったんですよ、私。
考えて、私が疲れただけで終わりました。そう、ダメだった。
ダメだったんですよ。
もちろんね、私のスキルとかが足りなかったのもあるんですけれども、大抵は、上司の方にこれ確認しといてくださいってもう投げたら、その上司の方が見るまで私はもう何もできないんですよ。
で、なんかもっとこの文章綺麗に 書いた方がいいかなと思っても、具体的にどう書いたらいいかって、もう私は分からないんですよ、本当に。
もっといい方法はあるんでしょう。あるんでしょうけれども、
「じゃあ具体的な解決策、あなた今できますか」と言われたら、できないから。
できないから、他の人の手を借りたりするわけじゃないですか。
だから、
「自分がもうこれ以上はできない」
「自分のスキルとか 見ても、申し訳ないけど、これ以上私には無理だ」と。「できることはやりました」
そこまでやったら、もう投げっぱなしで、考えないっていうのは、結構大事かなと思います。
ただ、やっぱりね、どうしても考えちゃうとは思うんですよ。
これはいろんな解決策があるとは思うんですけれども。
1つは、めっちゃ厳しいとは思うんですけれども、自分が無能だと自覚することです。
私はね、こてんぱんに言われて、こてんぱんに返されて、なんか諦めがついたんですよ。
(前に)ちょっと数字を使う事務職をしていたことがあったんですけど、私、ホントにできなくて。
なんでそこに入れたのかさえ分かんないんですけど、なんかね、ダメだったの。
超基礎中の基礎がわからなくて、(当時の)上司の方に(書類を)出したら ね、イチから(計算方法とかを)説明してもらった。
それでも、分かんなかった。
だから、(悪いなと思って) その上司に出す前に、私の指導役みたいな人にも出したんだけど、めっちゃ言われたの。
その指導役の人がね、結構言う人だったんだけど、
めっちゃ言われて、
めっちゃ傷ついたけど。
でも、確かに「自分ができてない」っていうのは事実としてあるので、それはね、受け止めなきゃいけないなと思って。
それからは逆に開き直って、
「ここまでできました。ただ、ここの点がちょっと自分でも不安になっているので、重点的に見ていただけますか」と。
伝え方も変えたわけですよ。
そしたら、(自分のメンタル的にも)大丈夫になった。
それにね、ちょっとこれは私の個人的な話なんですけど、
「能力があったら、それだけ質の高いものとか出さなきゃいけないんじゃないだろうか」とか。
なんかそういうこと考えちゃうんですよ。
例えばね、(めちゃくちゃ強い)スーパーマンがいてさ、 宇宙人が侵攻してきたってなった時に、そのスーパーマンがお菓子食べて
「俺は戦わない」
って言ったらどう思いますか。
いや、戦えよってなるじゃないですか。
こんな風に
「能力があったら、周りから求められることも同じくらい大きくなるんじゃないか」と。
そういう考えがあったんだよね。
(ちなみに)私には「勉強ができる能力の高い私」っていう高慢なイメージがあったんですよ。
だから、質の高いものを出さなきゃいけないとか、こんなんじゃ、きっと認めてもらえないって(思い込んでました)。
なんとなくそういうことを肌で感じてたんですよ。
でも自分が、 正直そんなに社会では珍しくないレベルだなって気づいて。
めちゃくちゃ飛び抜けてできるわけじゃないなって思ってから、
「じゃあ私、そんな めちゃくちゃ高いモン作んなくても、妥協点ぐらい作れば良くない?」みたいなね。
気楽になったのよ。そこで私は。
そんなわけで、あの時、こてんぱんに言われたのは、当時は傷つきはしたんですけれども、今思えば言ってくれて良かったなと思います。
仕事だからさ、(上司たちも)ちゃんと言わなきゃいけないところはあるからね。
本当に上司の方々には感謝しております。
よくも言ってくれたなとは思いますけど…笑。一部は!
というわけで、 ちょっとまた脱線しちゃったんで戻りますけど、ともかく自分のできるところまでやったら、もうあとは投げっぱなし。
たとえ考えても、自分が具体的な解決策が思いつかない、もしくはできないのであれば、それはもうできないんですよ。
自分はできないんだと、そこまではできないって、その事実は受け止めて。
じゃ、あとよろしくお願いしますって言って、その場から離れるのがね、メンタル的にもいいかなと思います。
ということで、今日はHSPと投げっぱなしでいいっていうことで、お話させていただきました。
じゃあ、今日もありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?