ニュージーランドの車中泊事情

車中泊違反は罰金400NZドル

ニュージーランドでは指定箇所以外での車中泊は禁止されています。
車中泊をしたい場合はホリデーパークという様々な設備が揃った施設か、その他有料や無料のキャンプ場を使う必要があります。
僕は無料キャンプ場の決められた区画をはみ出して車中泊してしまい、運悪く巡回してきた評議会の人間に400NZドル(約4万円)の切符をもらいました。

車中泊に便利なアプリ

さて、その指定されたホリデーパークやキャンプ場をどうやって探すか。
Googleマップや普通の宿検索でも探せないことはないですがCamperMateというアプリを使うことをオススメします。

Campsites - Holiday Parks - Experiences | CamperMate

これを使うとすぐにどこにどれだけキャンプ場があるのかを把握できます。
一般的なホリデーパーク以外にもDOCというニュージーランドの自然保護局が管理しているキャンプ場や無料キャンプ場も出てくるのでかなり良いです！

車中泊旅の実例

今回2週間のホリデーをゲットしたので14泊15日の車中泊旅をしたのでかかった金額など紹介します。

1泊目から順に
0 (無料キャンプ場、水洗トイレあり)
22 (ホリデーパーク)
0 (合法無料車中泊)
19 (ホリデーパーク)
0 (無料キャンプ場、水洗トイレあり)
10 (docキャンプ場、ぼっとんトイレ)
20 (ホリデーパーク)
44 (ホリデーパーク)
33 (ホリデーパーク)
15 (docキャンプ場、冬季はぼっとんトイレ)
0 (合法無料車中泊)
27 (ホリデーパーク)
27 (ホリデーパーク)
0 (無料キャンプ場、ぼっとんトイレ)

合計217NZD(約2万円)でした！
毎日シャワー浴びたい人は基本ホリデーパークに泊まる必要があるのでもっと高くなりますが、逆に我慢して節約しようと思えばもっと抑えることもできます。
日本みたいに銭湯があったりもっとpublic showerが多ければ便利なんですけど違法車中泊を減らすにはpublic showerを増やしすぎるわけにはいかないんでしょうね。

車中泊の抜け穴(?)

以前仮眠と違法車中泊の区別について簡単にDOCに問い合わせてみたのでシェアします。
1.写真撮影のために夜間駐車場に停めることがあるけど車中泊と誤認されて罰金取られない？
↓
一晩中キャンプをしてないことを証明できるなら問題無い

2.運転中眠くなったら安全なところで1時間くらい座って仮眠するのはok？
↓
運転中の定期的な休息は推奨されていて休憩所がたくさんあります、道端で急速しても罰金はありません。
(長時間の休息や後部で横になって寝て良いかは確認してません)

上記の内容から確実に罰金取られない範囲で駐車場や路肩に車を停めて座席で仮眠をとってました。
違法車中泊だろうなって車をそれなりの頻度で見るのでそこまで気にする必要はないのかもしれないけど僕は一発目で罰金取られたのでかなり慎重になってます（笑）
恐らく、恐らくですが深夜着夜明け前発なら見つからず罰金を取られない気はしますが確実ではないので推奨はしません。
また、この抜け穴というのもDOCからの回答なので警察はどう考えてるのかについては分かりません。
こんな方法もあるよと紹介しましたが自己責任で！