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私とHSP ②

HSP専門の外来を受診するための、最初の受診日。

問診には答えたけれど、
何を話せばいいんだろう。

時間の15分前にクリニックに到着。
私が事前に到着することは珍しい。
緊張の表れなのか?

受付で保険証を出し、名前と予約時間を告げる。
設けられた椅子に腰掛け、
呼ばれるまで時間を過ごした。

どれくらい待ったのか、憶えていないが、
突然、座っていた椅子から一番近い部屋を案内された。
臨床心理士さんと思われる方は、
私が事前にWEBで送信しておいた内容を読みながら、
疑問を投げかけてくれる。
とにかく答えることが必死だったので、
何を話したのか、どのくらいの時間話していたのか、
ほとんど憶えていない。
憶えていることといえば、
HSP外来を希望していることを確認されたこと。
それが終わりのきっかけで、私は問診の終了を理解して、
臨床心理士さんにお礼を言って、部屋を出た。

受付で待っていると、名前を呼ばれた。
窓口の方から、予約を取るように説明を受ける。
①今日は受診料と次回の予約料を支払うこと
②予約は2日前までは変更可能でキャンセル料は発生しない
→予約前日からキャンセル料が発生する可能性がある ひょえー
③予約日はカウンセリングと診察で構成されていて、カウンセリングは自由診療となる。
→ということは、保険がきかない費用負担がある、ということ。
④予約の日程は、人気のカウンセリングとなるため、1ヶ月以上待つこと

それらのことを全て了承し、私は1ヶ月以上先に、
カウンセリング予約をした。

最初のカウンセリングを待つ間、
いろんなことがあったと思う。

  1. 職場であわないな、と思っていたグループから抜けたこと
    これは意外と、精神的な負担になっていた。
    私を含めて3人、うち2人が、帰りに私を巻いて帰るようになった。
    正直、やっていることが子供すぎて、こういう人と一緒にいても
    私の負担になるだけだ、といつしか思うようになり、
    コロナ禍を理由に、職場でも「孤食」を唱えられ始めたため、
    うまいこと離れられた。
    その後は、チーム編成による席替えがあって、
    2人が一緒で、私と違うフロアになったこともあって、
    精神的にだいぶ楽になった。

  2. 感情を出すことが出来たこと  
    自分の部署の仕事を他部署と連携しなければならないこともあり、
    相手の対応が理不尽すぎて、席で怒りをあらわにしたこともあった。
    同じチームの人たちに、我慢できなくて話したこともあった。
    今まで1人で抱えてきたことを、表に出すことが出来るようになりました。
    この時のやり方があっているかどうかは別として、
    私がHSPである、という自認作業の手前で、
    変われるきっかけを、行動に移すことが出来ました。 


そして、待ちに待ったカウンセリング受診当日。


つづく

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