無料でお腹いっぱいになれること満載のカナダの大学
今回はカナダの大学の無料フードイベントやFood bankの制度について紹介する。
私がカナダの大学で驚いたことの一つが、無料でご飯が食べれれるイベントが多いこと。
もちろん日本にも安い学食はあるけど、無料のフードイベントはあまりないのではないか?
私がカナダで良い・ありがたいと思ったフードイベントや食関連のことはこちら!!
①ムービーナイト
②Facultyごとのイベント
③季節限定のイベント in 図書館
➃Facultyごとのラウンジ
⑤ボランティア
⑥教会でのFood for the soul&クリスマスパーティー
⑦Food bank
まず①ムービーナイトです。ムービーナイトは言葉の通り、夜にみんなで大きな部屋で映画を見るイベントです。Societyと呼ばれるサークルのようなグループが自分たちで開催することもあれば、大学がテーマに合わせて社会的な映画を上映することもあります。私が参加したことのあるムービーナイトはJapanese societyと呼ばれる、いわゆる日本人サークルが不定期で開催していたムービーナイト。千と千尋の神隠しや未来のミライなどを見ました。ここで無料のスナックや飲み物が配布されました。これを買うお金は、大学のStudent Unionから各Societyに出される運営費から出されていました。来年もお金がもらえるようにってことでお金を使い切るためにムービーナイト開いたりしてました。
あとはハリーポッターサークルとかもあってそこではピザ食べたり。イラン人の友達が運営していたサークルも自分たちの国の映画を上映していました。大学が運営していたものでは、LGBTについてや、先住民のAboriginal peopleに関する映画が上映されていたこともあります。どこでも大体ピザが出てきます。
②Facultyごとのイベントとは例えば、私はAsian studyにお世話になっていましたが、韓国語スピーチコンテストや旧正月のお祝いなどでお寿司やご飯が出たり(Facultyの長がダウンタウンのアジア料理店とコネがあったため)、新しい先生が模擬授業に来た際にもお祝い?ウェルカムパーティー?みたいな感じでピザやコーヒーやスナックが用意されていることもありました。たまに廊下に余っているピザなどがまだ置いてあることもあって、もらってました...。
季節限定のイベントは、多くの学生が集まる図書館でよくありました。例えばバレンタインデーにはホットチョコ(ココア)。テスト期間中にはコーヒーとお菓子、またはポップコーン。冬休み前にもたまにスナックやポップコーンが置いてあることがありました。頑張っている学生にはこうした学校のおもてなしがすごくありがたかったです。新入生歓迎イベントで図書館でムービーナイトが行われることもあり、私も初年度は参加しピザを食べてきました。カナダの大学と言えばまじでピザ。
➃Faculutyごとのラウンジにもご飯と言われるほどたいそうではありませんが、お茶や、たまにクラッカーやピーナッツバターが置いてあります。私はSociologyだったので決まったラウンジがありましたが、別に他のラウンジで勉強ですることもあったので、特にどのラウンジか気にすることなく利用可能でした。エンジニアの建物は新しく近代的で、キッチンもとてもきれいでした。よく、コップ使用可能となっているのですが、使った形跡があるわりに石鹼は置いていないので誰が洗っているんだろうというのと、誰が使っているんだろうという謎はありました。ちなみにハロウィンの時期にFacultyの長から生徒用に、ラウンジに大量のお菓子が置いてあったときは嬉しかったです。
⑤ボランティアもカナダの大学ではいくつかあるのですが、私が夏に留学生向けボランティアをしたさいは、そのおかげで昼休みは寮のカフェテリアを無料で使うことができました。日本の学食とは違い、カフェテリアはバイキング方式で、なおかつ時間制限がないので、本当に居放題です。サラダからデザートのお菓子やアイスまであるので毎日いたら太ること間違いなしですが、そこで勉強してる人もいますし、カフェテリアはとても便利です。ミールプランに入っていない学生や寮に入っていない学生でも$6-10くらいで利用が可能でした。
⑥教会でのFood for the soul。これは、学校内で行われる一番大きなフードイベントで、大体一学期に3回くらい行われます。忙しい学校生活の中でもしっかり食べて健康に過ごそうというイベントで、いつも二種類のスープ(例えば辛めの野菜とひき肉のチリスープとビーガン用のクリームスープとか)とパンが用意されていて、お持ち帰りもイートインもどちらもできました。飲み物もお茶だったりチョコミルクだったり、たまにデザートでアイスやクッキーやカップケーキが用意されることもまりました。これらはFacultyが協力して作ることもあれば地元の会社やボランティア団体が作ってくれることもありました。こういった地域ならではの密着間や温かさは田舎ならではでとてもほっこりしました。
クリスマスパーティーも教会で行われます。一つは留学生向けに大学内の教会にて。ターキーをみんなで食べてサンタさんが来てプレゼントももらえます。ちなみに例年プレゼントは靴下屋ボディクリームやハンドソープです。もう一つのクリスマスパーティーは別の地域の教会でこれもまた留学生向け。ここでもターキーなどをお腹いっぱい食べてクリスマスプレゼントまでもらえます。こちらのパーティーではTim Hortonの$5ギフトカードや靴下など、聖書もついています。家族と離れて暮らす留学生たちに、クリスマスに少しでも幸せになってもらえるようにと開催されるこれらのパーティーは毎回嬉しくカナダの人々の温かさを感じました。
⑦最後にFood bank。これは以前の記事でも書いたことがありますが、カナダではFood bankと呼ばれる無料の食料提供倉庫があり、私の大学でも教会に一つ、Student union内に一つずつありました。パスタや缶トマト、缶のスープやシーチキンなど腐らずに常備できるものがもらえます。たまに冷蔵庫に卵や牛乳やソーセージもありこれらも貰うことができてすごく助かっていました。欲しいものを書くボードもありました。
思っていたよりも長くなってしまいましたが、それだけカナダの大学は経済的に困っている学生に対して、また家族と離れて暮らす留学生に対しての支援が食を通して特に多い気がします。日本の大学に通ったことがないので簡単に比較はできませんが、私が知っている限りは日本の普通の学食よりもカナダのこうしたサポートは大きいと思います。でもカロリー高いピザよりも安くて美味しい日本の学食やコンビニももちろんいいですよね。日本に帰ったら友達の大学に遊びに行って学食を食べたいです。
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