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もっと産後のママにはヘルプが必要

こんにちは。4歳と2歳の2児のママ、ゆかりんです♡

最近夫と産後の夫婦関係が危機で辛すぎた日々のことを振り返っています。当時の感情を思い出して、どうしてすれ違っていたのか、どうしたら上手くいっていたのかを考えて、今、そしてこれから悩む夫婦の役に立ったらいいな〜と思っています。が、当時の辛かったことを話していると、今でも当時の感情が蘇ってきて疑似喧嘩のようになってしまうんです。

今では、過去、現在、未来すべてについて、夫と本音で話すことができていて、夫婦関係も今までで一番良いです。お互いがお互いの気持ちを尊重できるようになってきていても、やっぱりあのどん底にいた日々を思い出すと相手の気持ちを「理解したくない!」と拒否反応が出てきてしまいます。

助けてもらいたいことすら気づけてなかった産後

それで思ったのは、「人生で最も人の助けが必要な産後に、助けを求める先がない!」ということです。

核家族化が進んでいて、実家の近くに住んでいない。家と職場の往復の毎日で、近所に誰が住んでいるのかも知らない。子どもが産まれてもパパは変わらず仕事が忙しくてほとんど家にいない。ママは知り合いのいない地域での子育てに孤独を感じる。そんな状況の方も多いのではないでしょうか。私はそうでした。

何の知識もないのに、当たり前に全責任がのしかかる子育てが始まる。周囲に頼れる人がいない、唯一同じく「親」という立場で頼りにしたい夫は仕事でほとんど家にいない。もちろん行政サービスは色々あるけど、わざわざ相談するほどのことでもないし、赤ちゃんを連れて相談に行くだけで大変。だから「母親」の私が頑張ってこの子を守らなきゃ。そんな気持ちで過ごしていました。

それで何とかなってはいた。もっと大変な状況でも頑張っているママたちがいる。望んでママになったんだから、こんなことで弱音を吐いてちゃいけない。と今思えば無理して頑張っていました。

でも本当はもっともっと助けてもらいたかった。5分だけでもいいから、トイレに入る間だけでも赤ちゃんを見ていてほしい時もあった。30分でいいから邪魔されずに眠りたい時もあった。なくても何とかなったけど、やっぱり物理的な子育ての助けは、あればあるほどよかったと思う。実際に助けてもらわなくても、いざという時に頼める先があればあるほど、子育ての心理的負担は軽くなると思います。

最初に頼るべきは「実家」?

「里帰り出産」が一般的であるように「出産」は家族のイベントだからまずは家族内で助け合うべきと一般的に考えられている気がします。もちろん実家、特に実母に手伝ってもらえるならそれでいいと思います。でも親もまだ働いていたり介護をしていたり、遠方に住んでいたり、親子関係が良くなかったり、そもそも親がいなかったり頼れない状況の人もたくさんいると思うんです。

私の場合、「夫と一緒に子育てをしたい」という気持ちが強かったので、一人目の産後は、遠方に住む母に泊まりがけで手伝いに来てもらいました。当時仕事をしていなかった母は、頻繁に長期間来てくれたのですが、母娘関係がよくなかったこともあり、大喧嘩をして数ヶ月間連絡を経ってしまうという事件がありました。感情のしこりが残ったまま、二人目の産後に突入したのですが、仕事を始めていた母は、仕事を調整して数週間手伝いに来てくれました。夫婦関係が最悪だったこともあり、二人目の産後は大いに母に助けられました。(なんて都合のいい娘なんだ…!)

困った時は助けに来てくれる母がいたものの、遠方に住んでいたので、急な体調不良など「今すぐ少しだけでいいから助けてもらいたい!」という時にはヘルプを求めることができませんでした。

夫も実家も頼れなかったら…?

夫は仕事、実家は無理。そうなったらもう外部サービスに頼るしかないですよね。友達は同じく小さい子供を抱えているか、忙しく仕事をしているかだったので私の選択肢には入ってきませんでした。

でも外部サービスって、何となく頼むのに躊躇しませんか?私がそうだったんですが、まずどのサービスがいいのかわからない。お願いしてみようかなと思っても手続きが煩雑で(子育てしながら必要事項を記入するだけで疲れる)途中で挫折する。もしくは、すぐにお願いしたくても数日から数週間先じゃないと頼めない。それで結局ほとんど使えませんでした。

二人目の産後直後、親が来れないけど絶対にヘルプが必要だなと思ったので、その時だけ前もって行政のヘルパーさんをお願いしました。ヘルパーさんにはめちゃくちゃ助けてもらったけど、紙での申請が必要だったり、1日2時間までしか利用できなかったり、希望の時間は通らなかったり、お願いできることが限られていたり、毎日来るヘルパーさんが違う人だったりと、逆に考えたりやったりしないといけないことが増えて大変でした。

私が知らなかっただけかもしれませんが、子育ての「今」「ちょっとだけでも」助けてもらえたら嬉しいな〜という気持ちに応えてくれるサービスがもっとあったらいいな〜と思います。

産後のママは助けても助けすぎることはない

産後、体も心もボロボロで、目の前の赤ちゃんを守ることに必死なママ達がたくさんいます。どんなに辛くてもなんとかしちゃうのがママ達です。

でも「人間を育てる」ってどう考えても大変なことだと思います。特に自分で何もできない赤ちゃんは、誰かにお世話をしてもらわないと生きていけません。

正直私も子どもが産まれるまで、子育ての大変さをわかっていませんでした。さらに言えば、子どもが産まれてからも何が大変なのか、わかっていませんでした。

だからこそ女性が妊娠・出産をするとどのような変化が身体と心に起こるのか、子どもを育てるとはどういうことなのか、何が大変で、何をしてもらえたら親子は救われるのかなどを子どもがいる・いないに関係なく老若男女に知ってもらいたいです。

それで気軽に何かあったらヘルプを求められる人やサービスがママ達の周りに溢れている社会になってほしい。そのために私にできることは何か、考えて行動しようと思います。

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