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なんとなく始めてみました。

タイトル通り、思いつきでなんとなく始めてみました。まだnoteの使い方もよくわかりませんw

特に誰かに見て欲しいとかそういう訳ではなく、未来の自分が過去の自分を見返したときに、創作の何かヒントになればいいなと思ったからです(勿論たくさんの人に見て頂けたら嬉しいですw)

ゆるーく、好きな映画や本などをご紹介していければなと。感想を書いたり人に紹介することによって、より深く作品を楽しむことができる気もしますしね。ということで、一発目は最近読んだ本を紹介したいと思います。

そもそも、僕は高校を卒業するまでの18年間、まともに本など読んだことがありませんでした。最初の1〜2行を読むと、目眩がしてしまうほど読書が苦手だったのです。学校の読書感想文は本の裏表紙に書かれてあるあらすじだけを読んで書いてました(実はそれで校内コンクールで賞をもらったことがありますw)。もう時効なので言ってもいいですよねw

そんな読書嫌いだった僕が、高校を卒業して友人たちと自主制作映画を作り始めた時に、ある問題が発生しました。映画を作るには当たり前ですが、脚本が必要ですよね。僕は監督がしたかったので、勿論脚本を自分で書かなければいけません。しかし、18年間まともに本を読んだことがない僕は全く脚本を書くことが出来ませんでした(あれから約10年経った今でも上手く書けませんが...)

なので、ちゃんと読書をするようになったのは、脚本を本格的に書き始めた19歳くらいの頃です。自分の持っている知識だけでは脚本を書くことができないので、知識を貯めるために図書館に通って片っ端から気になった本を読み始めました。目的って大事ですねw

僕は普段、あまり物欲がないので殆ど物を買うことはありませんが、毎月3万円分くらいは自分への投資ということで本を買っています。本を読むとなんだか頭が良くなった気がしますwそんな事を言ってる時点で頭が悪いのがバレバレですねw

ということで前置きが長くなってしまいましたが、今回ご紹介する本のタイトルは「創作の極意と掟」(筒井康隆)です。

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筒井康隆さんといえば「時をかける少女」や「パプリカ」などが有名ですよね。日本三大SF作家の一人です。

そもそも、なぜ僕がこの本を読もうと思ったのか、きっかけをお話しすると、自主制作映画を作り始めてだいたい10年くらいが経ち(10年経った今でもまだ映画監督としてスタート地点に立つことすら出来ていないのですが...)、日々脚本を書いている中で、ふと物作りってなんなんだろう?と漠然と感じたからです。

そんな時にたまたま本屋で出会ったのがこの「創作の極意と掟」でした。この本は筒井康隆さんが、これから小説を書こうしている人へ向けて書かれた、ある種の遺言のようなエッセイ本です。60年間の作家生活の中で、創作における大切なことを優先順位が高い順に紹介されています。

ざっとご説明すると、小説を書く上で大切な「凄味」「色気」「文体」「視点」などといった31項目を徹底解説するといった内容で、本人の体験談を元に書かれていて、とても説得力があります。

この本は主に小説家を目指している方へ向けたものですが、小説だけでなく全ての創作におけるヒントが書かれてあると感じました。

筒井康隆さんってなんとなく、むちゃくちゃ怖くて厳しい人だと思ってたのですが、この本を読んで印象がガラッと変わりました。とても懐が深くて優しい人なんだなぁと。読んでいてなんだか元気をもらえた気がしますし、もっと頑張ろうと思えるような内容でした。

まだ読んだことがない方は、是非読んで欲しいなと思ったので、ざっとご紹介させて頂きました。

本当はもっとたくさん書きたかったのですが、なんだか眠くなってきたので、今回はこれで終わります。これから時々こんな感じで、ゆる〜く更新していこうと思います。

それではまた〜




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