10月5日 日記
梨を切って食べた。
忙しくて帰ることができなかった実家から食料が届き、月見だからと果物を貰っていた。
今年に入ってから、なんなら去年から、スーパーで果物を手に取る機会なんてなかったように思う。
果物を食べるにしても既にカットされているか、ケーキの上に乗せられているか、スタバのフラペチーノの中で粉々になったものか、それだけだった。
とりあえず半分に切る。思いのほか包丁の先がすんなりと入っていく。
リンゴくらい反発してくるものだと思っていたが、そうでもないらしい。見た目では判断してはいけないとはこのことか。
1個を丸々食べるほど腹も空いていなかったので、ラップを3巻しして半分冷蔵庫にしまった。そこからさらに4等分して、よく見るサイズ感にした。
見た目的にも、丸い果物は8等分された形がベストなんだと思う。若干香りだした梨の匂いに負けて、すぐに平らげてしまった。
皮を剥くことが面倒だったため、あまり行儀がよろしくない食べ方ではあったが、月見気分や夏から脱却した気分を味わうには十分すぎる味だった。今度から手頃な季節の果物をスーパーで見かけたら、定期的にカゴに入れるようにしたい。
とはいえこれからの季節の果物はリンゴくらいになるので、力負けしないように包丁を入れたい。
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