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【#35】 北ハイランドの蒸留所

概要

今回はウイスキーの代表的な生産国であるスコットランドにある6つの生産地域の1つである「ハイランド」の中でも北の地域にある蒸留所を指す「北ハイランド」について説明する。

ハイランドについて

スコットランドの都市であるダンディとグリーノックを結ぶ境界線の側がハイランド地域である。ハイランド地域は非常に広大であり、多くの蒸留所があるため、東西南北の頭文字をつけて4つの地域に細分化されて説明されることが多い。

今回は、北ハイランドの代表的な蒸留所について紹介する。

ハイランドの地図

北ハイランドの蒸留所について

今回紹介する蒸留所は、クライヌリッシュ・ダルモア・グレンモーレンジィ・プルトニー・トマーティンの5つである。

北ハイランドの蒸留所
  1. プルトニー蒸留所 (Pulteney)
    プルトニー蒸溜所は北ハイランドの中でも北部に位置しており、北海に面した漁港の町ウィックにある。塩の香りが漂うのが特徴である。くびれがあるボトリングデザインが個性的である。

  2. クライヌリッシュ蒸留所 (Clynelish)
    クライヌリッシュ蒸留所はジョニーウォーカーのキーモルトとして有名な蒸留所である。シングルモルトとしては「クライヌリッシュ14年」が発売されており、ヤマネコのイラストがなんとも愛らしい。

  3. グレンモーレンジィ蒸留所 (Glenmorangie)
    グレンモーレンジィ蒸留所は、世界で第4位 (グレンフィディック、ザ・グレンリベット、マッカランの順) の販売本数を誇っている。スコットランドで最も背の高いポットスチルがあることでも有名である。フルーティーで華やかな香りが特徴的である。

  4. ダルモア蒸留所 (Dalmore)
    ダルモア蒸留所は、ボトルデザインに鹿が描かれており、12年・15年・18年と多くのライナップが展開されている。

  5. トマーティン蒸留所 (Tomatin)
    トマーティン蒸留所は宝酒造が1986年に所有した蒸留所で、スコットランドで日本企業が最初に所有した蒸留所になる。

最後に


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