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【#28】 ウイスキーフェイスティバル in 東京 レポ⑦

概要

2023年12月2-3日に開催されたウイスキーフェスティバル in Tokyoに行き、沢山のウイスキーを試飲したため、試飲した全ウイスキーを紹介する。3時間の中で40杯の銘柄を試飲したため、5銘柄ずつ紹介し、計8回のシリーズでお届けする。

今回は第7回として31~35銘柄を紹介する。

1. 桜尾 シングルモルト

桜尾 シングルモルトは、広島県廿日市市にある桜尾蒸留所の桜尾貯蔵庫で製造されている。このウイスキーは、オレンジや桃のような香りが広がり、バニラのような甘みが魅力である。

桜尾 シングルモルト

2. JAMESON SINGLE POT STILL

JAMESON SINGLE POT STILLは、アイルランドのジェムソン社が製造しているシングルポットスチルウイスキーである。このウイスキーは、単式蒸留機で3回蒸留するアイルランドの伝統的な製法で作られている。

JAMESON SINGLE POT STILLは、通常のバーボン樽・シェリー樽に加えて3種の異なるバージン樽(アイリッシュオーク、ヨーロピアンオーク、アメリカンオーク)を用いており、合計5種類のオーク樽で熟成している。

JAMESON SINGLE POT STILL

3. 厚岸シングルモルト 白露

厚岸蒸留所は、北海道の厚岸町に設立された蒸留所である。「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを造りたい」という想いがあったそうだ。

二十四節気シリーズとして各銘柄が発売されており、「白露」は第12弾である。しっかりとしたピート感と共に、厚岸モルト特有の優しい和の柑橘香を感じられる。

厚岸シングルモルト 白露

4. YUZA 2023

YUZA2023は、山形県にある遊佐蒸留所で作られたシングルモルトウイスキーである。遊佐蒸留所では、2018年にウイスキー製造を開始し、2022年の2月にYUZA First edition 2022を発売した。

YUZA 2023はバーボン樽で熟成しており、バニラやハチミツそしてフルーティーな甘い香りが特徴的である。

YUZA 2023

5. グレンスコシア 10年

グレンスコシア 10年は、スコットランドのキャンベルタウンにあるグレンスコシア蒸留所で製造されている。

このウイスキーは、ファーストフィルのバーボン樽で10年間熟成され、柔らかな潮の香り、柑橘類、クリーミーなバニラ、スパイスなどの味わいが特徴である。ちなみにバーボン樽に初めて他のウイスキーを貯蔵することを「ファーストフィル」と呼ぶ。

グレンスコシア 10年

最後に


この記事は「wednesday whisky weblog」というマガジンに含まれます。このマガジンの他記事も見ていただければ幸いです。

このウイスキーブログは筆者がウイスキーについて学んだアウトプットとして作成しています。そのため、間違いがあった場合はコメントで指摘していただきたいです。よろしくお願いします。

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