リティク・ローシャンに出会うまで
バンバン!が自分が初めて観たリティク・ローシャンの映画です。
つまりついこの間のことです。
映画の感想の前に、この映画を観るに至った出会いの経緯を書かせてください。
そんなん別にいいかなって方は、感想はこちらに書きましたのでよろしければ。このままぽちっとしてください。
自分は「バーフバリ王の帰還」が日本で初上映された時に映画館で観て、そしてプラバースさんとラーナさんにドはまりしました。こんなにかっこいい男がこの世にいるのかと思い、夢中になりました。
すぐ「伝説誕生」を観ました。ぐるぐると何回も観ました。
でも他のプラバースさんの映画が見当たらない状況でした。
ここで言う見当たらないとは「日本語字幕のある日本で上映しているプラバースさんの映画」と言う意味です。検索で出てくる字幕なし映画は自分にとって観られない、ないと同じ扱いでした。字幕がないならわからない、わからない映画はたとえプラバースさんが出ていようと観ても意味がない。そう思っていました。
通常の…と言っていいか分かりませんが、多分殆どのまぁまぁ映画を観には行くけどインド映画にドはまりしてない、みたいな方々はこんなスタンスだと思います。
しかしインド映画が好きな人たちのつぶやきなどを拝見していると、そういった字幕のない映画を、シネコンではない小さな地方の会場(映画館ですらない場合もある)にまで赴いて観に行く…というのが常識のようでした。
正直、その時は引きました。(すいません。でも正直な気持ちとして書くとやはりこれになります)
そこまでしないといけない意味が分かりませんでした。日本には他に楽しめるコンテンツが山盛りです。またいつか日本に来るプラバースさんの映画を、そういった日本のコンテンツ、アニメとかゲームとかで楽しみながら待てばいいや。その位の気持ちで、そこから進むことはありませんでした。
サーホーは上映されたら観に行きました。コロナ禍真っただ中で中々行けない状態でしたが、頑張っていきました。その位は好きでした。円盤もCDも予約して購入し、今でも一番リピ再生している作品です。
それから「RRR」が日本に来ました。ラージャマウリ監督はあのバーフバリの監督です。面白くないわけがない。封切り一週間後くらいにはもう観に行ってました。
そこからは当然のごとく、ほぼほぼそうなるだろうと言う状態に自分もなりました。「RRR」の事ばかり考え、日に五回は「RRR」か「ラーマ」「ビーム」でツイ検索し、暇さえあれば役者さんの名前で記事をググったりしてました。観に行った回数はそこまででもないですが、20回超えたあたりから数えてないので不明です。
ラーム・チャランさんとNTRjrさんの他の映画も、当然検索して探しまくりました。そしてプラバースさんの時と同様に、殆ど日本には観られる映画がないことを知ります。
流石にこれはおかしくないか?と気づきます。アメリカ映画などは配信でだって沢山あるのに、インド映画なんてものすごい量を制作されていると聞くのに、この少なさはどういうことだ?と。
そしてここでようやく。
「インド映画は日本には中々来ない」「インドで人気がある映画ですら来ない」「沢山観て、日本に需要があることを数で表さなければならない」「そして運よく日本にインド映画が来たとしてもあっと言う間に上映が終わるので、すぐに観に行かなくてはいけない」
と言う状況であることを知りました。
プラバースさんの字幕なし映画をわざわざ遠方にまで観に行っていらした方々の行動の意味を、ここで初めて理解したわけです。
そこで、なるほど、であるならば、知らないインド役者さんやインド映画監督さんのものでも観に行くようにしていこう、そういう考えにシフトしました。
今まで観たインド映画はどれもこれも面白かったしいい映画だった。もっと観たいと思うのなら、出来る限り観に行くようにしようと思いました。
まだ英語字幕のものや、そもそも字幕のないものはとても無理だし、遠方まで行くとか流石に出来ないけれども、日本語字幕のついている、映画館で上映しているものならば行くようにしよう。そう考えを改めました。
そんな考えに至ったころ、ツイッタで日本で上映開始!とうたわれたインド映画の宣伝RTを頻繁に目にします。
それが、リティク・ローシャンの「バンバン!」だったのです。
思わず太字にしましたすいません。
いや……うん……ここまで書いて改めて自分で思うんですけども。
もうこれ、運命みたいじゃないです?
これ絶対destinyですよ。どう考えても。出会うべくして出会った美しいコヒヌールですよ。
というわけで。リティク・ローシャンの映画感想を、これから書き留めて行きたいと思います。
結構な数をここから観てますので、こう…狂っていく経緯を眺めていただけたらと思います。
それはそれとして、こんな自分勝手な自分語りをここまで読んでくださってありがとうございました。
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