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浅煎りコーヒーのドリップで陥りがちな3つの罠とその解決策 ※深煎りコーヒーを豆からドリップする(ミルク入れるの前提)のに慣れきった人限定


こんにちは。タイトル長くてすみません。
先日ダラダラ書いたことで勢いがついたので、年末諸作業の現実逃避も兼ねてまた書きます。
↓ダラダラ書いた文章

「深煎りコーヒーを豆からドリップする(ミルク入れるの前提)のに慣れきった人」
はい、私です。ほぼ20年間、同じ淹れ方で淹れてました。秋冬だけだけど。

そして浅煎りコーヒーのドリップを始めてから、罠にはまりまくりました。
これから書くことはすべて自分がはまった罠とその解決策をもとにした提案です。
同じ状況の人が、いったいどれくらいいるか怪しいし、あくまでN=1の情報であり、あくまで個人の感想。
でも、ないよりはマシってことで。
「なんか浅煎りだとドリップの味が微妙」って思っている人のヒントになりますように。

罠その1:挽き目を粗くしすぎる、もしくは細かくしすぎる罠

<解決策的提案>
挽き目が数値化されているミルで挽くべし
もしくは
一回プロに挽いてもらって自分のミルの挽き目を調節すべし

深煎りだと、ゆっくり抽出するから粗目でも結構味出るじゃないですか。
細かすぎて濃すぎても、ミルクいれるから気にならなかったりしませんか。

そもそもミルによっては、挽き目のメモリも曖昧で、自分がどのぐらいの細かさで挽いているかって、ちゃんと分からなかったりしません?
あと、ミルを分解掃除した後、同じ挽き目、再現するの難しくないですか?
ぶっちゃけ、挽き目、テキトウでしたよね?
少なくとも自分はそうでした。

深煎りドリップって割と挽き目がアバウトでもなんとかなる、気がする。
でも浅煎りだと結構シビアに抽出時間、つまりは味に出ちゃうんですよね。

なので、挽き目が数値化されている、挽き目の再現可能なミルを使うことを全力でお勧めします。

もしくは最初はお店で最適な挽き目で挽いてもらって、その挽き目に合わせて自分のミルを調整することをお勧めします。
大丈夫、浅煎りは、深煎りより、挽いた後の劣化が緩やかです。
少なくとも変な挽き目でドリップを続けるより、一旦、挽きたてじゃない粉でドリップして、ちゃんとした挽き目を知るほうが、未来があります。

罠その2:お湯がぬるすぎちゃう罠

<解決策的提案>
ぬるくなるぐらいなら、沸騰直後のほうがマシと心得よ

ちょっと過激な表現にしてみました。
緑茶とかも、なんか、ちゃんと淹れるものって「高温のお湯はNG」みたいな刷り込み、ありません?
浅煎りは逆なんです。
そして、浅煎りに最適な温度とされる90度とか92度って思ったより高温。
とくに冬はやかんからドリップポットに移し替えただけで下手したら80度台になっちゃうことも。

そうなるぐらいなら、やかんのままドリップしたほうが断然美味しく淹れられます。
だまされたと思って試してみて。
余裕があるなら温度設定付き電気ポッドを!
って私持ってないけど。

罠その3:抽出に時間かけすぎちゃう罠

<解決策的提案>
携帯のストップウォッチを使って「2分台で抽出完了」を厳守。(ドリップタイマー付き計りがあれば、なお良し)

これ一番重要。
このことを伝えたくてこのスレッドを書きました。

抽出方法、いろいろありますよね。でも、共通項があるんです。
どれもだいたい2分以内に落としきりましょうって言ってません?

この「2分以内」の重要さが、深煎りのんびり抽出に慣れきっていた私は、ずいぶん長い間、分かりませんでした。

浅煎り、抽出時間が3分超えると一気に味が悪くなります。いやマジで。
渋みとか雑味の出方が深煎りの比じゃないです。

とにかく何杯分だろうと、お湯を注ぎだしてから3分超えずにすべてを終わらせるべし!

自分は1分台ですべてのお湯を注ぎ切り、2分台に落としきり(もしくは途中止め)をすることで、ようやく「渋み」から解放されました。
ちなみに1分台に注ぎ切ったのに、お湯が落ち切る時間が3分超える場合は、挽き目が細かすぎる可能性大。

おわりに

雑に淹れるぐらいで丁度いい

ここまで読んで「浅煎りドリップめんどくさー」って思った人多そう。
でも、深煎りドリップのほうが注ぎ方とか、結構面倒なことしてるんですよ。実は。

浅煎りドリップは、「挽き目をそろえ、沸したてのお湯をさっさと注ぎ、さっさと落としきる」だけ。
深煎りドリップに慣れている人だったら、雑に淹れるくらいで丁度いいと思います。

おまけ(奥の手)

浸漬式に頼る

それでも面倒だったらこれを使ってすべてを解決しましょう。
自分はドリップ(透過式)の味のほうが好みでしたが、浸漬式の味の安定感は半端ないです。
ちなみに先にお湯を注いでから粉を入れて混ぜたほうが美味しかった。

あと、つかったことないけど、こういうのも良いらしい。↓


最後まで読んでくれてありがとう!またなにかあったら、なんか書きます。

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