お客様より従業員の方が大切だと気づく
まずはお客様の話
接客をしていた頃、重視していたのはお客様からの笑顔のフィードバック。
接客して笑顔になってくれるのは、自分の気持ちが届いたからだと思う。
真剣に、心を込めて接客すると何も特別なサービスをしなくても笑顔になってくれる。
もちろん全てのお客様ではない。
それぞれのお客様にそれぞれのニーズがある。
サービススピード重視な人
レシピ通りの商品を求める人
勉強しに来た人
スタッフに会いにきてくれた人
リフレッシュしたい人
会話したい人
お客様のちょっとした仕草や表情を読み取って、ニーズを想像して挑戦してみる。
会話をしたい人と思って、話しかけてみたら全然そっけなく返されたりして恥ずかしい思いもする。
そんな思いをすると、段々と話かけられなくなっていく。
そこで、自分の接客スタイルは真面目な接客を心を込めてやる事にしていた。
自分の接客ペースじゃなくて、お客様のペースに合わせて接客するようにした。
何故手を抜きたくなかったのか、改めて考えてみる
きっと一緒に働くアルバイトの子に嘘はつきたくなかったから。
この飲食店で目指すべき接客を一緒に考えたり、ディスカッションしたりしていた。
社員として、お客様に満足してもらう事が出来るよう目標もたてたりした。
つまり
僕の場合、お客様を喜ばせる目的は一緒に働く従業員に嘘をつきたくなかったからだ。
一緒に働く仲間を大切に想い、目標に向かって一丸となって突き進む事が何よりも大切な事だったんだ。
当時働いていた頃は、お客様より従業員を大切にしているのは順序が逆な気がして罪悪感があったけど、
従業員の方を大切にしている事を自己認識して、その大切にしている思いを誰よりも負けない具体的な行動に落とし込めていればと改めて感じた。
どちらかが、正しいのではなく
どちらが自分の価値観で上位なのか考える
その強い思いをどう、パワフルに行動に移せるかが肝という事になる。
従業員の職場での満足度向上がお客様の満足度向上になる。
あの当時、もっと自分を知っていたらと思う。
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