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志望動機(社内登用)が分からない時

出世したい動機

会社勤めしていると「出世」について考えた人は多くいると思います。

それは出世こそ、善であるという今の現代の背景もあるかもしれません。

出世すれば、お給料もよくなって職場の人も認めてくれる。
そして何よりお世話になった上司や先輩の恩返しになる。



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ちょっと待って下さい!


恩返ししたくて今の会社を選んだのでしょうか?

気持ちは分かります。無賃の時間外に先輩が私の悩みを聞いてくれたおかげで今の、私がいるんです!

と声を大にして叫びたいですよね。

僕の経験

僕もそうでした。

いつも気にかけてくれるスタバの店長。

他の社員よりも僕に研修や勉強の機会を多く作ってくれて、いつも褒めてくれた。「お前なら大丈夫!3年後には店長になってるよ」天才肌の上司の予言している事を達成したい。

絶対に店長になって、喜んでもらいたい!

と思ってました。

人事の面接で「何で店長になりたいんですか?」と聞かれて、全力で「今まで出会ってきた人達に恩返しをしたいんです!」と答えていた時期もありました。


恩返しは副産物である

恩返しは、やりたい事を軸に考えた時に副産物でしかありません。

「あの人に喜んでもらいたい」という、限定された人物を喜ばす動機は他人軸です。

本当にその職場を選んだ理由は何でしょうか?

心の奥底にある気持ちを確認しましょう。

初めは軽い動機「楽そう、自分でも出来そう」で入社したけど気付けば長くいるな。と思った人でも長くいる理由が必ずあります。

まとめ


恩返しという言葉は素敵な事です。何かをもらった分、お返しをするという優しさや思いやりから生まれた行動だと思います。
恩返しを否定しているのではなく、仕事における動機にしてしまうと自分の本来の動機を見失ってしまうという事です。

きっと恩返ししたい上司や先輩も、心からこれだと思える動機を持って働いているあなたを待っていると思います。


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