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2023 やいた八方ヶ原HCレース 備忘録

やいた八方ヶ原ヒルクライムレースに初出場。来年以降も出場したいと思える楽しい大会だったので備忘録的に記録しておこうと思う。

リザルト

男子B(30歳代) 9位/69人? 49:28

暑さ対策

夏真っ盛りの時期、しかもヒルクライムレースにしては遅めの9時前スタートなので晴れたら灼熱の中を走るのは必須。前日〜当日まで意識的に水分を多めにとり、当日もスピードウォーターと掛け水の2ボトル体制。スタート前の待機時間が長めなのでこれでも足りなかった。次回はアップ後、会場待機の前に車に戻って再度ボトルを満水にした方が良いかも。

レース当日

6:20
受付会場着。チームメイトと受付を済ませ、おすすめしてもらった両面テープでお互いのゼッケンを付け合う。駐車場が別々なのでここで一旦別れる。

7:30
諸々準備をし、メイン会場へ向かう。5kmほど離れているが平坦基調で信号も少ないのでゆっくり走って15分くらい。ここで下山荷物を預けた後、会場前の道路を往復してウォームアップ。走る場所は十分あるのでローラー台を持ち込んだりする必要は無し。

8:15
メイン会場まで戻ってパレードランが始まるまでチームメイトと待機。自転車だけ置いて整列の場所とりが出来た。暑さが心配だったけど日陰の場所はいくらでもあるので大丈夫。ちなみにメイン会場は廃校になった中学校。トイレは校舎と体育館にあるのをご自由にどうぞという面白いスタイル。校庭に自転車関係のブースや飲食の出店もあった。

メイン会場。元中学校だけあって敷地が広いので全体的にゆとりがある。


8:36
パレードランスタート。5kmほど離れたスタート地点までゆっくり移動。スタートゲートでかなり待つのでここで焦る必要は全くない。灼熱の日差しにじっくり焼かれる。

8:54
リアルスタート!前から3列目くらいにいたので先頭が見える位置で序盤の平坦区間を進む。その後すぐに本格的な登りが始まる。チームメイトも先頭集団にいたので思い切ってジャンプしたかったけど、着いて行くには5倍以上出し続ける必要があったので断念。コーナーで勾配がキツくなるたびにバンバン後続に抜かれていくのでその度にサイコンをみるけどFTPは余裕で超えているのでグッと我慢。序盤は脚があるので勢いで行けるとこまで行きたくなるけど、その後大ブレーキが掛かることは経験済み…

灼熱のスタート待機。この時既に掛け水無し…素肌がジリジリ焼かれる感じ。

序盤のハイペースが終わった後はひたすら我慢。勾配が上がるところはL4上限、緩むところはL3上限〜L4下限くらいで進む。どうしても勾配によってパワーは変化するのでクリスクロスのような練習はかなり有効だと思った。

パワーマネジメントはそんなに悪くなさそう。

中盤でボトルはほとんど空になり、暑さでオーバーヒートしそうだったけど途中2箇所の給水区間で紙コップの水を受け取り、少し飲んであとは身体に掛けて結構復活。2回とも渡す人が上手くてとてもありがたかった。

終盤は勾配が緩む区間が出てくるのでスピードを乗せたいところだけどパワーはL3しか出せなくなる。脚も何箇所か攣りそうなのでごまかしつつ、ラストの視界が一気に開ける直登ゾーン。残り1kmが非常に長く、このカーブの先で終われ!と願って裏切られること2回ほど。最後の1分はシッティングで限界まで回してゴール!
クリートがすぐ外せないくらい苦しかった。運営の方が用意してくれていた冷たい水を全身にかけまくってもらい生き返る。よく冷えたエナドリとペットボトルの水のサービスも!

チームメイトとゴール地点にて。景色も合間って解放感がすごい。ヒルクライムレースの醍醐味だと思う。

下山

10:00
チームメイトが情報を仕入れてくれていたおかげでこれ以上ないくらいスムーズに下山。途中の待機場所でソフトクリームを食べ、10:40に本格的な下山開始。11時過ぎにはメイン会場に戻ってきた。とにかく早めに自転車置いて整列しちゃうのがポイントみたい。

途中待機場所の山の駅たかはらにて。成り行きで先頭に並ぶ。先導バイクに付いて下山するという初めての経験も。

アフターパーティ

下山後はメイン会場を少しぶらつき、駐車場に戻る。5kmの道のりを人気のない田んぼ道を通って良い気分でサイクリング。

大会公式がおすすめしていた抜け道ルート。こんな写真が撮れるくらい、自分以外利用している人は見かけなかった。

12:00
これまた公式おすすめの温泉へ。こちらにも何故かサイクリストはほぼおらず。チームメイトと自転車談義しつつ温冷浴で疲労回復。

13:30
締めは予約していたナポリピザのお店へ(2回目)。表に「ピザの生地売り切れ」と出てたので焦ったけどなんとかありつけた。相変わらず驚くほどうまい。デザートまで食べ切って帰路へ着いた。

本日のピッツァと5種のチーズピザ。最高。

まとめ

今回のレースは暑ささえ対策すれば運営も含めて素晴らしかった。前泊せずに本格的なヒルクライムレースに出られるのは家庭環境からするととてもありがたい。
トレーニングに関しては約50分踏み続けられること、勾配変化によるインターバルに耐えられるようになることが大切だと感じた。まあどのヒルクライムレースにも共通するだろうけど…あとこのコースはエアロの要素はほぼないのでホイールは軽さを優先した方がタイムは出そう。
レース以外でもまた走りに行きたいな〜

帰宅後、ゴール地点の掛け水でぐしょぐしょになったシューズを干しながら1日を振り返る。

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