エビピラフを食べたので

サムネのピラフめっちゃくちゃ美味しそうじゃないですか！？ お腹すいてきた。ホタテ食べたい。

みなさんこんにちは。村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

今日は食べ物エッセイじゃないんですが、昼に久しぶりに冷凍のエビピラフを食べたら美味しかったという日記を書きます。あれ美味しいよね。

住んでいるアパートがスーパーに比較的近いのと台所があんまりに狭いのとで、高頻度で冷凍食品を食べています。
一時期ニッスイの冷凍皿うどんを食べ続けてしまう病気にかかってたんですが、今日は久しぶりにピラフを食べました。

わたし8年前に一瞬だけ熊本に住んでいたんです。ほんと一瞬。3ヶ月弱くらい。
新卒で入社した会社が熊本市内にあったんですよね。当時住んでいたのは南熊本駅のすぐ近くのアパートで、大きなスーパーがそばにありました。
毎日家に帰るのが夜の11時くらいだったから、当時も冷凍食品ばかり、とりわけ冷凍のエビピラフばかり食べていました。

あのころのことは、もうあんまり覚えてないんですが、仕事がどうしてもつらかったのは記憶にあります。毎日毎日、苦しい気持ちだけで1日が終わってしまうのが悲しかった。せめて良かったことを手帳にメモしようと、一行日記をつけてたんですね。
そこに1週間連続で「エビピラフが美味しかった」って書いてしまって、もう仕事辞めようと思いました。

どうしようもないわたしのドロップアウトまでの日々を支えてくれた味なので、春にエビピラフを食べると薄ぼんやりと熊本での日々を思い出します。

もう少し真面目に就職活動してたら何か違ったかなと思うこともありますが、結局会社に関わらず、わたしはこうなっていたような気がします。いや、どうだろうな。真っ当な社会人として生きていく道もあったのかな。

今も多少、引け目を感じているのかもしれません。22歳のわたしは少なくとも、二度と文章なんて書けなくていいから社会でやっていきたいと思っていた。会社員として頑張るつもりでいた。
彼女は30歳のわたしを見て何を言うだろうなと、そんなことを考えてしまいます。