#50 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■宅建士資格試験合格を目指している方へ③
●エミングハウスの忘却曲線
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの提唱した「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。人が何かを学んだ時、20分後には42%、1時間後には56%、9時間後には64%、1日後には67%忘れ、2日後には72%、6日後には75%、31日後には79%忘れてしまうというのです。

ここでポイント!
あくまでこの提唱は、統計的なものが含まれていると思いますので、個々の諸事情(年齢や環境)にもよると思います。一回、ゆったりとした環境で時間を測りながら試してみることも大事かな?と思います。
例えば前述で20分後に本当に忘れてしまうのか?忘れないことは何なのか?忘れてしまうのは何なのか?などを細分化できれば、より効果的な勉強法ができるのではないか?
わたしの場合、
・すぐ忘れてしまうこと
・何となく覚えているけど自信がない
・覚えていること
に分けて、さらに
・すぐ忘れてしまうことは、覚えるときどんな状態だった?
・何となく覚えているけど自信がないのは、どんな状態だった?
・覚えていられるのは、どんな状態だった?
など、時間的なもの、気分的なもの、大量的なもので分けたことがありました。
厳密にすると時間的にはかなりロスしますので、そこに気を付けながら細分化していきました。

前回の「マーカーで色分け」は地味なようで意外と効果的でした。
「忘れてはいけない!」意識でするものと「忘れるものだ!」という意識でするのでは、わたしの場合、その後の対処に大きな差が出たのです。
「忘れてはいけない!」意識というのは、いつのまにか「忘れるはずがない!」に変化しているものの、実際には「忘れている」のです。
逆に「忘れるものだ!」という意識のときは、「忘れないように!」ということで、わたしの場合、忘れそうなときに再チェック(復習)できるようになるのです。
それを何度か繰り返していると、この「忘れるものだ!」という意識と、マーカーで色分けがマッチングしていくのです。
ココでのマッチングは、マーカーの色と設問を見た時点で、「あの時こういう間違いをしたんだな!」「注意しなくては!」という意識に変わり、間違えないように!という意識で解答をしていきます。
また間違えることもあります。同じように間違えることもあります。そこはそこでその箇所に没頭せず、次の問題に移ります。
「また間違えて悔しい!」というのもありますが、ココでは「仕方がない」と一旦あきらめるようにします。限られた時間で制覇するには、ココの対応が最重要になります。
×(バツ)は×(バツ)でいいんです!
宅建士試験は平均すると15問間違えてもいいのですから・・・
ココで立ち止まってしまうと、△(何となく覚えているけど自信がない)を〇(絶対大丈夫)にする時間を割いてしまうことになります。

×(バツ)を〇(絶対大丈夫)にしていくのは、段階を踏んでいかないといきなり〇(絶対大丈夫)にはならないのです。
優先順位を△(何となく覚えているけど自信がない)を〇(絶対大丈夫)→×(バツ)を△(何となく覚えているけど自信がない)→増やすことができた△(何となく覚えているけど自信がない)を〇(絶対大丈夫)にしていった方が徐々にできる問題が増えていくのではないかと思うのです。

気持ち的にも、できた点数が伸び悩み停滞する時期をなるべく減らし、モチベーションを維持していくのにも効果的では?

・ポモドーロ・テクニック
集中力を高めるのに効果的な時間術として、ポモドーロ・テクニックと呼ばれる方法があります。
大まかに言うと、20〜30分ほどの集中時間と5分程度の休憩を交互に繰り返す方法となります。
ポモドーロ・テクニックが集中力を高める方法として有効なのは、人間が集中できる時間を上手に利用したやり方だからです。
上記で紹介した、集中力の限界である30〜40分になる前に休憩を挟むことで、集中力が回復し、結果的に長い時間集中できるようになります。

また最大集中できる時間帯は120分ともいわれています。できれば90分のようですが・・・

「集中」と「忘却」のバランスを取りながら進めていく・・・


こういうこと、もっと早く気付いていれば、また違う人生が歩めたのかな?笑

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