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なんでも出来る人になるか、ひとつしか出来ない人になるか?

井の中の蛙大海を知らずという諺は狭い世界で生きていて世の中を知らない人のことを表す。しかしこれには面白い続きがある。
井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さを知る
これは狭い世界しか知らないけれど、その分野には精通しているということを指す。正式な諺なのかはわからないが面白い返しだ。

幅広く色んなことを人並みに出来る人と、一つのことだけをとことん極めている人のどちらが社会的に必要とされるのだろうか?私なりの答えをここに書いていきたい。

私は、ひとつのことを極めたスペシャリストの方が社会的に認められやすいと思っている。その理由は、なんでも出来るジェネラリストに利点が見つからないからだ。

これからの時代、単純な作業はどんどん機械によって自動化されていくことが予想される。となると、人並みに出来る程度のことは、機械に取って代わられる。人はスピードも正確さもロボットには勝てない。つまり、人並みに出来るのは何にも出来ないのと大差ないのだ。

昔はジェネラリストの方が良かったのかもしれない。なんでも知っている人が身近に1人居るのは心強い。しかし、現代ではインターネットを通じて様々な情報が手に入る。身近なジェネラリストの意見よりも、ネットのスペシャリストの意見の方が求められているのだ。

何かに特化していれば、それを必要とする人がいる限り、需要がある。我々の問題は何に対して特化するか、ではないだろうか?

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