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「レイス家」と「皇室」

2009年9月に『進撃の巨人』の連載が開始し、今月で10周年を迎えました。エルヴィンが亡くなり、アルミンが「超大型巨人」を継承するあたりから読むのを怠っていたので、先日、最新刊まで一気に読んでみました。

漫画を読んで、日本の『皇室』と重なるものを感じたので、恐縮ながら考察していきます。


『進撃の巨人』の世界における王族は『レイス家』
現在の王は「ヒストリア・レイス」
です。

日本国そして日本国民統合の象徴である『天皇』
現在の天皇は「徳仁天皇陛下」
です。


『レイス家』の歴史は約2000年(ユミル・フリッツから数えて)
『皇室』の歴史は約2600年(諸説あり)
です。


日本の『皇室』は世界最長の歴史を持ち、権威のあるものです。
それに匹敵する歴史を持つ『レイス家』も、『進撃の巨人』の世界において特別な存在として描かれています。


両者を比較してみましょう。


図1


注目したのは両者の継承です。

『皇室』は男系ですが、『レイス家』はグリシャの襲撃によって「ヒストリア・レイス」のみとなり、ヒストリアと関係を持った相手がわからないので男系か否か判断できません。

・ヒストリアの子供が始祖の巨人の能力発動条件になりうるのか
・ヒストリアは誰と結ばれて子供を授かったのか

見どころです。


日本の『皇室』を維持するために女系も認めるべきだという意見があります。
問題を先延ばしにせず、1人でも多くの人が将来の『皇室』について考えるきっかけになれば嬉しいです。


『皇室』についても、『進撃の巨人』についても、まだまだ知らないことが多いので、これからも勉強し続けていきます。

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